キング・オブ・ミニバンをイマドキなオフスタイルに!
「アルファードといえば、そのまま乗られている方や、イジる場合でも基本落とされる方が多いので、あえてアゲました!」と、アルファードでは極めて珍しいアゲに挑戦したそう。
リフトはボディリフトで有名な、あのハートランドのブロックを基本に、アップスプリングとタイヤの外径差を駆使し、驚異の8インチ(約20cm)もリフト! 急激なリフトにあわせ、エンジンやミッションマウントを下げ、ラジエーターホースやステアリングシャフトを延長するなど、付随する加工も数多く行っているんだとか。
前後バンパーは純正ベースの加工で、前後やルーフなどには、オフ感を強調するスチールパーツをふんだんに追加。なかでもフロントブルバーは、一部自ら溶接して製作したオリジナルと、貫禄十分だ。
塗装にもこだわっており、バンパーなどの一部表面を、ザラザラとした凸凹感が。これはチッピング塗装と呼ばれるもので、飛び石等の傷防止にも効果が期待できるとのこと。
ここまで外装をハードにイジッたとなると、おのずと内装も気になるが、内装はあえて純正のまま。「もっとも人目に付く、外装だけを徹底的にやりました」とトムさん。あるようでないリフトアップアルファードは新鮮ということもあり、始終多くのギャラリーが集まっておりました!
【SPECIFICATIONS】
●ベース/30系アルファード前期(平成27年式)
●装備/前後バンパー加工、前後後期移植、ワンオフブルバー、グリル・ロェン加工、リアタイヤホルダー&サイドオーニング&トヨタエンブレム・ネクサスジャパン、ルーフラック・カート、リアラダー・CLリンク、チッピング塗装ほか
●リフトアップ/ハートランド・ボディリフトキット、エスペリア・アップサス
●ホイール&タイヤ/デルタフォース(17×8.0J+35)、BFグッドリッチ・マッドテレーンTM3(265/65)
スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 中川シンジ Text by杉山雄二