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現状のリトルGから、さらにアップデートが可能に！
注目はジムニーの『リトルG』。「小さなベンツGクラス」を連想させるそのスタイルは既にジムニー乗りの間でも高い認知度を誇るが、さらにバージョンアップしてきたのだ。既存の『リトルG』を『リトルGスタンダード』に名称を改め、新たに『リトルGアヴェンチュラ』『リトルGアドバンス』『リトルGトラディショナル』を設定。その中で、とりわけユニークなのが『アヴェンチュラ』だ。『アドバンス』『トラディショナル』が新規にアイテムを起こす方向性なのに対し、『アヴェンチュラ』は『スタンダード』をアップデートする方向性。つまり、今現在『リトルG』に乗っている人も、“最新のリトルG”にアップデートできるというワケ。ウインカー付きボンネットフード、パイプミラー、リアバンパー等新たに開発したパーツは当然あるが、顔まわりは基本的に同一。しかし、ヘッドライト部にストーンガードを追加することで、ハッキリと違う顔を創出しているのだ。
“リトルG”の選択肢が4モデルに！
『アドバンス』『トラディショナル』も、同じ『リトルG』にもかかわらず、異なる雰囲気を醸し出しているのがポイント。従来の『リトルG』オーナーはそのままorアップデートという選択肢があり、「今後『リトルG』を」と考える人は単純に4種類の選択肢があるワケだ。さらに『リトルD』『リトルB』『ザ・ルーツ』とラインアップは豊富。今回の発表は、「ダムドは今年もジムニーに力を入れる！」という宣言ともいえよう。
エブリィ『リトルD』がキャンピング仕様に！
ジムニー以外で気になったのがエブリイ『リトルD』のキャンピング仕様車。コレはダムドの販売店のひとつであるヘーゼルが独自に製作した車両で、（ご存知の方も多いだろうが）ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが多いに関わったクルマなのだ。『リトルD』をベースにポップアップルーフを追加し、後部空間を作り込んで……。「こんな風に楽しめる！」と参考になる1台だったのは間違いない。
スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部／Photos by 佐藤 武 Text by 小松ひろ