トヨタディーラーの考える新型クラウンクロスオーバーの新しいカタチ!
「MTG クラウン クロス 2023」と名付けられたこの車両は、新型クラウンクロスオーバーが持つクロスオーバーという部分をより強調したモデルとなっており、足元にはRAYSのホイールにオフロードタイヤの代表格であるトーヨーオープンカントリーの組み合わせをプラスすることで、路面状況を問わずに快適な長距離移動が可能な仕上がりとなっている。
またハッチバックタイプのクロスオーバーSUVに比べるとどうしても積載量に劣るセダンボディをカバーするために、ルーフにYAKIMA製のキャリアを装着し、バスケットを備えることで室内空間を犠牲にすることなく積載量をアップさせることに成功しているのだ。
そして印象的なアイテムが、レッドのキャリパーカラーが鮮やかなブレンボ製のフロントブレーキ。このアイテムはオートサロンのためにワンオフ制作したということで、実際に販売されるかどうかは未定ということだが、強大なストッピングパワーは安心・安全にも繋がる部分なので気になるクラウンクロスオーバーユーザーは多いかもしれない。
なお、登場以降賛否の多いクラウンクロスオーバーではあるが、降雪地帯である宮城県を本拠とする同社によると、余裕の最低地上高は好意的に受け入れるユーザーも少なくなく、着座位置も高められたことで歴代クラウンを愛用し続けている年輩のユーザーからは乗り降りがしやすくなったと高評価なんだそう。
スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 塩谷佳史 Text by 小鮒康一