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ダイナミックシールドをベースとしたタフなフェイス!
デリカD:1ではなくミニという所が、まずいい。古くからのミツビシファンにとっては「パジェロミニ」を思い出すネーミングだ。1994年に登場したパジェロミニは、その当時大人気だった「パジェロ」をモチーフとした軽自動車で、「パジェロ ジュニア」や「パジェロ イオ」に次ぐ末弟的存在だったが、パートタイム4WDの設定があり、2段の副変速機が備わるなど本格的なクロカンとしても人気だった。そんなネーミングの流れを汲んだデリカミニ。否が応でも期待が膨らむ1台だ。
お披露目されたのは、東京オートサロン2023の三菱ブース。先だって昨年11月にはティザーサイトが開設されており、どんなクルマかと期待をしてオートサロン会場に向かった人も多かったはず。満を持して公開されたのがこの姿。初見からして好印象! ダイナミックシールドをベースとした力強いフェイスに、特徴的な半円形のLEDポジションランプ、165/60R15の大径タイヤと見た目はいかにもタフ。さらに、滑りやすい道での発進をサポートするグリップコントロール、急な下り坂や滑りやすい路面を下る時に低速走行を保持してくれるヒルディセントコントロールまで付いているってもう完全にデリカ譲りだ。ここ数年、アウトドアブームも相まって、他メーカーにも「スペーシアギア」や「タント ファンクロス」などアウトドア感を押し出すクルマが増えているが、さすがにヒルディセントコントロールまでは装備していない。なんせこっちはデリカの血統。スーパーハイトワゴンの派生形には負けてらんないのだ。5月の発売開始が楽しみ!
ボディカラーは全12色
ボディカラーはツートン6色、モノトーン6色の計12色を設定。モノトーンのブラックマイカとチタニウムグレーメタリック以外は有料色となる。
[スチルワゴン・ドレスアップナビ編集部]