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スマホナビとは歴然の、自車位置精度と交通情報
パナソニック・ゴリラ CN-G1500VD
シガーソケットから電源を取り、吸盤などでダッシュボードに取り付けできるポータブルナビ(PND)。手軽なナビとしてはスマホナビに押されている感もあるが、実は本格的な車両取り付けタイプのカーナビに迫る機能を持っていて、“スマホナビではできないこと”がたっぷりと詰まっている。
そのPNDのトップランカー、パナソニックのゴリラに2021年モデル「CN-G1500VD」が登場した。
スマホナビとの大きな違いは、“自車位置精度”と“交通情報”、カーナビに特化した“地図情報”だ。
スマホナビは基本的にアメリカのGPSを利用した位置情報を使っているが、「CN-G1500VD」は、GPSに加えて日本の準天頂衛星みちびきやロシアのグロナスからも信号をキャッチし、高い測位性能を誇る。
衛星信号が届きにくい高架下などでは内蔵のGジャイロにより精度を保つ。交通情報においては、道路を走るクルマからの情報(プローブ情報)を活用した「VICS WIDE」に対応。ルート案内中でも、交通状況の変化に合わせて新たなルートを提案してくれる。
地図情報は、全国の市街地を100%カバーした市街地図を収録。建物の形状や道幅まで分かる詳細な地図が利用できる。
高速のレーン表示や方面看板のピクト表示にも対応し、また、見落としがちな道路標識情報や、高速での逆走検知警告など、カーナビ専用ならではの情報を盛り込み、ナビとしての使いやすさを高めている。
他にもワンセグ視聴や音楽・動画再生、リアビューカメラ接続(要オプション)など、付加機能も豊富。スマホでいいやと思ってるアナタ、ぜひ最新のPNDを体感してみては。
ポータブルナビは車外への持ち出しも可能
【SPEC】
●価格:オープン
●画面サイズ:7型ワイド
●ストレージ:16GB SSD