「ゴハンを食べたら冒険したい！」父と娘の相棒「ジムニー」は、最高のアウトドアギアだった！

公開日 2023/06/13
更新日 2023/06/14
内装・インテリア
著者 stylewagon

普段は頑張って仕事に励むお父さん。そして休みの日は家族サービス。そんな時、アウトドアが趣味ならば子どもたちにいいところを見せるチャンス。カスタマイズした愛車で目的地へ出かけ、率先して準備をしたり料理の腕を振るえば、子どもたちから尊敬の眼差しを浴びるはず。そして自然にダイレクトに触れるアウトドアは、子どもの教育にも役立つ。今こそ家族でキャンプ、始めてみては？

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いろんな景色を娘に見せたい！ジムニーはそれが叶う最高の相棒

ボーイスカウトの経験があり、両親がキャンプ好きだったせいか、幼少期よりアウトドアは身近な存在だったというdog_and_momonga.jimn（以下dog）さん。インスタでは「子どもとの冒険をジムニーと共に」と、娘さんとの“旅”をアップ。その背景には、大学４年生時のある経験からきているとか。

当時、就職活動の真っただ中だったdogさん。その過程で「本当に自分がやりたいことは何なのか？」と、自問自答するようになり、大学を１年休学して世界横断の旅に出発！　いわゆるバックパッカーとなり、陸路を中心に300日かけて約50ヵ国を単独で巡ったそうだ。ここで得た貴重な経験が、dogさんの原動力になっているという。

その後、社会人となり結婚し、娘さんが誕生。成長するにつれて「子どもを旅に連れていきたい。いろんな景色を見せたい！子どもと一緒にキャンプがしたい！」との想いが強くなり、当時所有していたミニクーパーからジムニーに買い替え。オフロードでもどこでも走れる、軽自動車なので維持しやすい、アフターパーツ類が手ごろ！というのが、ジムニーをチョイスした理由だそう。

そして、娘さんをキャンプに慣れさせるため、アニメの『ゆるキャン△』を観せ、徐々にキャンプ好きに誘導（笑）。その甲斐あってか、自宅庭で家キャンした際、娘さんはテントの中で爆睡。はじめてのお泊りキャンプも問題なく、誘導効果もさることながらパパのアウトドアDNAの強さを実感。「娘が楽しそうに遊んでいる横で、ゆっくりキャンプを楽しむのがなによりの幸せ」と、笑みをこぼすdogさん。父と娘のジムニー旅物語は、始まったばかりなのだ。

OWNER　dog_and_momongaさん（福岡県）
【Instagram】 @dog_and_momonga.jimn

現在所有するジムニーは2台目。いまから2年前、ミニクーパー（R53）からジムニーに乗り替え、娘さんとアウトドアライフをスタートした矢先、事故に遭いジムニーは全損。幸い、再度ジムニーが買えることとなり、1台目とまったく同じ車両を注文するが、1年7ヶ月待つことに。そして、昨年の12月29日に念願の納車。ナント、納車翌日の12月30〜31日でいっちゃんとキャンプを敢行。大晦日にいったん帰宅して、元旦〜1月2日にまたもやキャンプへ行ったそうだ（笑）。その後、1月中旬から約1ヶ月間カスタマイズのためショップへジムニーを預け、ボディパーツや足まわりなどをセッティング。ウォータータンクなどのキャンプアイテムは、DIYで取り付けている。

やはり目を惹くのが、iKAMPERのスカイキャンプミニ2.0のルーフテント。ブラックのハードシェルをチョイスし、ホイールや前後パンパー、リトルＤフェイス＆サイドデカール、オーバーフェンダーとコーディネイト。ミディアムグレーのボディカラーとマッチして、ワイルド＆クールに仕上がっている。

もうひとつ注目したいのが、dogさんのDIYアレンジ。ロトパックス製ロールパックスの1.5ガロンタンクを装着するため、O.Gベースのリアマルチステップに、ネオプロトのロールパックス取り付けプレートとロトパックスのロールパックスマウントキット／フラットボトムを合体。リアゲートにセットすることで、実用性はもちろんルックスもバッチリ。背面タイヤに取り付けたARB製トラックパックとともに旅を感じる演出は、バックパッカーを経験したdogさんだからこそ。

そんなジムニー・キャンプで作る料理は、娘さんリクエストのじゃがバターとステーキ！　「ゴハンを食べたら冒険したい！」と、娘さん。海沿いのオートキャンプ場だったので、食後はふたりで海岸を散策。たくさん歩いたから、夜はルーフテントでぐっすり眠れそうだね。ジムニーでたくさんの冒険を計画中のdogさん親子。ふたりの目標は、富士山の「ふもとっぱら」に、キャンプをしながら行くこと。実現が待ち遠しいね。

フロントフェイスは、奥さまを説得するためにチョイスしたダムド・リトルDを装着。これにO.G BaseのフロントバンパーBキット、リアバンパー、オーバーフェンダー、スキッドプレートなど組み合わせ、オフロードの機動力をプラスした。

シートカバーは、ブラウンでクラシカルに。旅っぽくアンティークな雰囲気を醸し出す。

亀井企画(MEYA LABO)のサイドモールシステム。後部窓のガラス保護＆収納を兼ね備える。

グローブボックス上のバーに、ヘリノックスのチェア用小物入れを装着。収納力をアップ。

後部座席を倒し2シーター化(笑)したラゲッジ。パパの秘密道具であるキャンプグッズが満載だ。

パパはもちろん、ジムニーも大好きな娘さん。カスタムで1ヶ月ほどジムニーを預けた際、お別れがさみしくて泣いてしまうほど(涙)。

SPECIFICATIONS●MODELS：スズキ・ジムニー（令和４年式）●WHEEL：ワイルドボアSR（16×5.5J＋20）●TIRE：オープンカントリーR/T（185/85-16）●SUSPENSION：JAOS BATTLESリフトアップセットAJコンプ、デフガード、トランスファーガード●EXTERIOR：ダムドlittle.Dキット（フロントグリル、ボンネット、エンブレムetc）、フロントバンパーAキット、オーバーフェンダー、スキッドプレート、リアバンパーキット●INTERIOR：Big dipperシートカバー&アームレスト●TUNING：ハイブリッジファーストミニコン＆パワーチャンバー●CAMP：iKamperルーフテント、Rotopaxロールパックス1.5ガロン、GOWESIYウォータータンクバルブキット、NEOPLOロールバック取り付けプレート、ARBトランクパックシリーズ2