高音から低音まで、心地よいサウンドが楽しめる!
ここ最近、トヨタの新型車はカーナビという概念がなくなりつつあり、ディスプレイオーディオが新たにその代わりを果たすようになっている。アルファード&ヴェルファイアにおいても、30系後期では9.2インチのディスプレイオーディオが標準装備されていた。ただ厄介なのは、標準装備されているディスプレイオーディオは、より大画面のディスプレイやオーディオのシステムアップに効果的な社外モデルへの交換が難しかった。当然新型アルファード&ヴェルファイアもディスプレイオーディオが標準装備となるのだが、今回は不満点がなさそうなほど大きく進化している。
まず装備されるのはコネクティッドナビ対応の「14インチディスプレイオーディオPlus」。通信型のコネクティッドナビは、T-Connect契約が必要となるが、新型アルヴェルを新規で購入した場合、登録から5年間は無料で利用することができる。しかも通信が切れてしまったり契約が切れる6年目以降でも車載ナビ機能が使える「Plus」となっているのがうれしいポイント(コネクティッドナビはセンター通信型ナビで、現在地周辺の地図情報をセンターから一時的にダウンロードし、最新の地図情報を利用するサービス)。
そして何よりも14型画面でディスプレイされる映像もかなり美しくなっている。他にもエグゼクティブラウンジには、JBLサウンドシステム+14インチリヤシートエンターテインメントシステムが標準装備。フロントピラーや後席スライドドアなど、15のスピーカーを最適な場所へレイアウトすることで、高音から低音まで臨場感溢れる音楽を楽しむことができる。しかも新型アルファード&ヴェルファイアは、クルマとしての静粛性が大きく高められているので、音響空間としても非常に優れた車内となっている。ちなみにZ系グレードに関しては、後席用モニターが装備されずスピーカーも全10個の装備となるが、ディスプレイオーディオは同じモデルを使用している。実際に利用してみなくては判断が難しいが、ここまで進化していれば、ナビやオーディオへの不満は一切ないかも!?
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]