巨大なスピンドルグリルで自己主張
トヨタ・30アルファード
類を見ない巨大スピンドルグリルと多連LEDヘッドライトを組み込んだ独自のフェイスデザインが、ラグジュアリーブランド「レクサス」の旗艦モデルであることを如実に物語るLMルック。
この「レクサスLM」なる車種はトヨタがアジア諸国の富裕層をターゲットにした戦略車であり、プレミアムブランドにミニバンは必要か!? などのネガティブな予想とは裏腹に大ブレイクしている人気モデルだ。
そんなLMは国内の30系アルファード&ヴェルファイアとシャーシを共有するモデルで、フロントとリアセクションの外装パーツ及びフィッティングを換装することで化かすことが可能。
エンブレムのみを「L」マークに取り替える“なんちゃってレクサス”仕様とは異なり、パッと見は名実ともにLEXUSブランドのルックスが手に入るのだ。
とは言え、ベースの車両代に加えてレクサス純正パーツを駆使したスワップ費用は、諸々の工賃も含めて数百万円コース。日本未発売のLM仕様を日本国内で乗り回すのも歴とした富裕層の証しと言えるのであります。
ちなみに本家LMは後席に26インチモニター付きのパーティションを設け、4人乗りとしたエンペラースウィートなるグレードも存在するのだとか……。
【Specifications】
●WHEEL
BBS・スーパーRS(20×F8.5+38、R9.5+38)
●TIRE
ニットー・ネオテクゲン(F235/30-20、R245/30-20)
●EXTERIOR
ヘッドライト&テールレンズ&フロントバンパー&リアバンパー&フロントグリル&ボンネット=レクサスLM純正、フェンダー=ツメ折り
●SUSPENSION
エアサス=エアレックス加工