目次
得意のECUセッティングに多くのスイスポ乗りが殺到!
豊富なノウハウを凝縮したオリジナルパーツにも注目
ジムニー専門のカスタムショップとして知られる“レインボーオート”だが、4年ほど前からスイフトスポーツのチューニングも本格化。現在では、ZC33Sの街乗り派はもちろん本格的なサーキットユーザーも集まるお店になっている。
パーツ製作からECUチューニングまで幅広い守備範囲を誇るレインボーオートだが、新たにオーストラリア製のシャーシダイナモ「PROHUB2000」を導入。得意のECUチューンの精度をより一層高められる準備が整ったという。ちなみに、ブーストアップ仕様であれば、8万5800円〜12万9800円の範囲で数種類のデータを用意。より上を目指すオーナーには、ハイフロータービンを組み込んでの現車合わせセッティングを推奨している。
また、市販パーツの取り付けではなく、マニアックなワンオフ加工も大歓迎。この辺りはジムニーチューニングで培われた加工技術が活かされているのだ。
オリジナルパーツの開発にも意欲的で、中でも「スバルキャリパー流用キット」はインプレッサ純正の対向4ポットキャリパーとランエボIV用のローター(非純正でも可)をスイフトに流用できるという優れもの。独自加工が施されたキャリパーにオリジナルの取り付けブラケットがセットとなっており、ノーマルとは段違いのブレーキング性能と高い耐久性を約20万円で手に入れることができる。
この激しいZC33Sはレインボーオートのユーザー車両だ。パワー系は、吸排気環境の最適化に加え、エイリアンテック製のハイフローターボAT-36BBをインストール。筑波サーキットを1分フラットで周回するほどの戦闘力というから恐れ入る。
ちなみに、エイリアンテック製のハイフロータービンAT-36BBは、ブースト圧1.6キロ時に約230psのパワーが期待できる。導入コストは、タービン本体とECUセッティングで約30万円とのこと。
もう一つの売れ筋アイテムが、ステアリングリモコンの機能を活かしたまま、社外ステアリングをセットできるステアリングスイッチケース(7万2600円)。素材にはドライカーボンを採用し、レーシングカーのような戦闘的コクピットを演出可能だ。
「ECUセッティングはダイナモでデータを確認しながらキッチリと仕上げています。市販パーツの取り付けだけでなく、溶接などを駆使したワンオフメイドも得意なのでお気軽にご相談ください」とは、レインボーオート代表の横尾さん。
高い技術力と提案力を武器に、サーキット派ジムニーチューンの最前線を駆け抜けてきたレインボーオート。今後、より注力していくという同社のスイスポチューニングの動向は、オーナー必見のものとなるはずだ。
●問い合わせ:レインボーオート 千葉県柏市酒井根688-2 TEL:04-7176-8207
【関連リンク】
レインボーオート
https://rainbow-auto.jp/