「S660のブーストアップ仕様ってどれだけ速い!?」専門店が提供する定番メニューの実力を徹底チェック！

公開日 2024/09/18
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著者 weboption

街乗りでも扱いやすさ抜群！

快速ブーストアップのススメ

“M＆Mホンダ”のワイドボディに身を包み、迷彩柄のラッピングにレッドブルカラーと、見た目からして只者ならぬ雰囲気のこのマシン。新進気鋭のS660専門店として存在感を増している“44G”がチューニングを担当したユーザーカーだ。

仕様はストリートメインの快速スペックで、エンジンやタービン、インタークーラーはノーマルのまま。純正タービンのポテンシャルをを活かし切るべく44Gの鉄板メニューが施されている。

エンジンは、44Gの人気メニューであるブーストアップ仕様で構築。ポイントは排気系のHKSメタルキャタライザーで、排気効率の大幅アップのみならずクリアなサウンドになるそうだ。セッティングはフラッシュエディターが担い、最大ブースト圧1.2キロ時に約88psを発揮する。

吸気環境は、44Gロゴ入りの剝き出しエアクリーナーとフラットウェルの50φインテークパイプをドッキング。パイピングは研磨仕上げで見た目も美しい。

マフラーは本体に内蔵されたバルブの開閉により、排気経路を変化させて音量や音質、そして性能特性まで変化させることが可能な逸品。3本出しのテールエンドも迫力だ。

足回りは、44Gの拘りを凝縮したアブソリュートDS車高調を軸に構築。街乗りからサーキットまで幅広く対応できる懐の深さを持つ。スプリングレートはフロント6kg/mmのリヤ8kg/mm。また、足元を飾るワークエモーションCR Kiwamiはリムにカーボン柄をあしらい、さりげなく存在感をアピール。イエローのウィルウッドキャリパーも映える。

インテリアは、サイトウロ－ルケージのロールケージやオリジナルのアルミフロアプレートがレーシーな雰囲気を演出。ドアの内張りをカーボン化するなど、センス良くまとめあげている。シートはレカロプロレーサーRMSをチョイスする。

このチューンドに試乗したターザン山田は「まず見た目がイケてるよ。まとまり感があって、ランボルギーニのレーシング仕様のミニチュア版みたい。カラーリングは好みがあるだろうけど、俺は迫力があってカッコ良いと思う。エンジンも扱いやすいパワー特性で、アクセルを踏み込んだ分だけしっかりトルクが付いてくるし、レスポンスも良い。適度に引き締められた足回りとのバランスも良いから、走っていて楽しいし、街乗りもゆるく快適にこなせる。さすがはS660専門店ならではノウハウが詰まった安心感のある仕上がりだったよ！」と絶賛。

ライトチューンでも十分楽しい、S660の持つ素材の良さを活かした専門店らしいマシンメイクを見せつけてくれた。

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