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激レアのフロントバンパーで圧倒的な個性を演出!
USDMを感じさせるパーツチョイスが光るZN6
程よく落とされた車高に、USDMを意識したパーツチョイスが光るトヨタ86。エクステリアは全域に渡ってカスタムが施されているが、チャームポイントとなるのはやはりフロントバンパーだろう。
エアリアルオートワークスから販売されているというこのフロントバンパー。見ての通り、デザインはGRスープラのベースとなったモデル“FT-1コンセプト”を彷彿とさせる仕上がりとなっており、まるでフェイスリフトでも行ったかのような独創性を86に与えている。
一方、フロントフェンダーにはイングス製をセレクト。スリットやアウトレットダクトの存在によって、視覚的にかなりのワイド仕様に見えるが、実際の拡大幅は10mmで車検対応というアイテムだ。ホイールは3SDMの0.05。サイズは9.5Jプラス35で、3mmのスペーサーを噛ませることによって絶妙なツライチ加減に仕上げている。
リヤにはルーバーもセット。この辺りもUSDMを意識したオーナーらしいパーツチョイスと言えるだろう。
テールランプはトムスから販売されていたフルLED仕様。このタイプはすでに生産が終了した製品ではあるものの、未だ高い人気を誇るレアアイテムだ。
インテリアは基本的に純正であるものの、Aピラーにはグラフィティアーティストの作品が描かれており、遊び心溢れる仕上がり。赤を基調としたコーディネイトは、エクステリアとも抜群のマッチングを見せる。
カスタムベースとして高い人気を誇る86&BRZで、ここまで個性的に仕上げられた車両は珍しい。ノーマル状態から仕様変更を何度も繰り返しながら現在のスタイルに辿り着いたそうだが、オーナーの感性とカスタム魂には感服するばかりだ。
PHOTO:土屋勇人