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マルチな機能を持ちながらリーズナブルな価格も魅力
クラウドを用いたアップデートにも対応!
電脳集団の異名を取る“ブリッツ”では、以前からOBDII(故障診断)コネクターから情報を取り出すマルチメーターをラインナップしていた。その開発で培ったノウハウを発展させ、レーザー&レーダー探知機としての機能をドッキングさせたのが「タッチブレインレーザー」だ。
発売以降、大ヒットを飛ばしている製品だが、レーダー探知機は決して“おまけ”などではなく、レーザー式の取締りを行なう移動式オービスにも対応する最新スペック。本体に超広角レンズを搭載し、その内部に4つの受信センサーを内蔵しているため、いち早くオービスの存在を警告してくれる。
ちなみに、取り締まり方法に関しては、最新の可搬式の移動オービスなどに使われるレーザー光はもちろん、レーダー波にも対応。また、GPS情報を利用してループコイル式のオービスにも警告を発してくれる。
別売のOBDIIアダプター(8250円)を導入すれば、ブースト圧や油温、水温などの車両情報をモニター上に表示可能。チューニングカーにとってマルチメーター機能は非常に有用と言えるだろう。
無線LAN内蔵のSDカード(別売/8800円)に対応しているのもトピック。スマホのテザリングなどでネットワーク接続すれば、クラウドサーバーから情報の送受信を行ない、ユーザー間での取り締まり情報の共有やデータのアップデートが無料でできるのだ。
製品ラインナップは一体型とセパレーター型に大分され、主力の一体型は4.0インチ+タッチパネル式モニターの「TL401R」、3.1インチ+タッチパネル式モニターの「TL311R」、2.4インチ+タッチパネル式モニターの「TL241R」の3種類。レーザー光とレーダー波の探知能力やGPSデータ、取り締まりデータなどは全機種共通だが、2.4インチモデルはオプションのwi-fiが使えないなど機能が省かれた廉価版となる。
一方のタッチパネルとレーザー&レーダー受信部が別々になったセパレートタイプの「TL311S」は、設置場所の自由度を高めるために、業界最薄の11.9mmディスプレイを採用。なお、こちらは3.1インチ+タッチパネル式モニターのワンモデル展開となる。
価格は、TL401Rが4万1800円、TL311Rが3万6300円、TL241Rが2万4000円、TL311Sが4万6200円。一般的なレーダー探知機と比べれば、どの製品も破格以外の何者でもないだろう。
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ブリッツ
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