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RX-8のスポーツ性を大胆に表現する!
カッティングエッジデザインエアロの真骨頂
RX-8特有の丸みを帯びたフェンダーラインを、ワイド感溢れる独特のスタリングでリファインさせているティファーリアレーシングRX-8。
もっとも注目が集まるであろうワイドに見えるフェンダーラインも、実際の幅はノーマルフェンダーと同サイズ。にも関わらず、視覚的にワイドな印象を与える秘密は、フロントフェンダーの頂点から後端部をストレートに造形し、ドアと段差を設けたことにある。
これによってGTマシン風のフェンダーダクトを作り出しているというわけだ。もちろん純正からサイズ変更はないため、記載変更などの手続きも一切必要なし。そのインパクトを良い意味で裏切る手軽さこそが、人気を集める理由と言えるだろう。
そんなティファーリアレーシングRX-8は、元々、後期専用のエアロパーツとしてラインナップされていたもの。そのため、ヘッドライト形状が異なる前期オーナーからも、発売を熱望する声が多く寄せられていた。その期待に応えるカタチで開発したのが、従来モデルと同コンセプトの前期型用エアロパーツ群だ。
それぞれを見ていこう。まず前期型用から。フロントバンパーは、ヘッドライトのラインやサイドウインカーなど後期用から前期用へとリメイクされたVer.1タイプ(10万4500円)を装着。センターにデザインされたインテークは、冷却コアへと効率的に走行風を導くことができる上、左右のダクトはオイルクーラー追加を考慮したサイズとなっている。
リヤドア部にフィンデザインを追加することで、往年のユーロチューナー的イメージを取り入れているのが、Ver.3サイドステップ&ドアパネル(13万2000円)。従来からあるバージョン1/2のシンプルさとは違ったデザイン性が楽しめる。
RX-8独特のコークボトルラインを大きく変えるGTフロントフェンダー(10万4500円)は、このクルマのハイライト。かなりワイドに見えるが全幅はノーマル同等で、デザインのアレンジによる効果となっているのだ。
リヤにはタイプRリヤバンパー(16万3900円)をインストール。ハーフバンパースタイルにディフューザーをプラスしたレーシングデザインは、RX-8のスポーツ性を強調するには最適。ディフューザーは前後方向に調整可能なため、走るステージやスタイリングに合わせたセッティングが行える。
サーキット走行でダウンフォースを稼ぐカーボンGTウイング(17万500円)は、3Dデザインにより効率的な空力を獲得する自信作。定番のハイマウントタイプに加え、スタイリッシュなローマウントタイプもバリエーションとして展開している。
そして後期用。フロントバンパー、サイドステップ、フロントフェンダーは前期型デモカー同様のアイテムを装着している。だが、後期型車体形状に合わせてフロント回りなどの細部はリファインされている。
後期デモカーのリヤバンパーはバージョン1(10万4500円)をセット。バンパーにはスリットを設けるなど、走行時の空力性能向上にも配慮されている設計。デザインと性能を兼ね備えたアイテムと言えるだろう。
ストリートでのファッション性も高いリヤウイング(7万1500円)は、純正ウイングやマツダスピード製ウイングの取り付け穴を活用できる形状。控えめなサイズながらも3次元的な曲線で描かれるラインは、RX-8のリヤフォルムを美しくまとめる。
シャープなルックスが特徴のRX-8だが、ノーマルエアロのエクステリアにはすでに見慣れてしまった感も強い。スポーティかつ過激な印象に一変してくれるティファーリアのエアロは、イメージチェンジとエアロボディ実現を目指すオーナーなら必見だ。
●取材協力:ナカムラレーシングファクトリー 奈良県宇陀市大宇陀拾生11-8 TEL:0745-83-2125
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