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修理もチューンもボディワークも全てこなす!
GT-Rのことならワンストップでこなすプロショップ!
GT-R専門店として、今や世界的な知名度を誇る福岡県の“ガレージアクティブ”。その創業は1992年まで遡り、スポーツカーを中心とした中古車販売業と共にチューニングショップとしてドラッグレースに積極参戦し、技術力を高めてきた歴史を持つ。
同社の転換点となったのは、やはりBNR32用のカーボンワイドボディキットを開発した2018年だろう。当初はウェットカーボン製のみの展開だったが、市場からのラブコールに応える形で簡易的なFRP製やドライカーボン仕様を追加設定。世界的な第二世代GT-Rブームも相まって、北米を中心に人気が爆発。一気に世界的ビルダーの仲間入りを果たしたのである。
ここで紹介するのは、そんなアクティブが2019年に製作したコンプリート仕様のユーザーカー。エンジンはN1ブロックをベースに新規製作されており、腰下にHKS製鍛造ピストンとコンロッドを組み込んで2.7Lまでスープアップ。ヘッドも燃焼室からポートまで機械加工が施され、そこにRSEの292度11.5mmリフトをインストールして高回転域のパワー追従性を高めている。
組み合わせるタービンはHKSのGT3-5R。これにブースト1.8キロをかけることで、750psもの最高出力を絞り出す。ちなみに、この取材直後にHKS製クランク角センサーコンバージョンキットを導入し、さらなるアップデートを敢行したそうだ。
ホイールは、前後12Jという極太のワークマイスターS1。タイヤは295/30−18サイズのアドバンネオバAD08Rだ。足回りのセッティングもアクティブの得意とするところで、各種調整式アーム類を駆使しながら、極太タイヤでも気を使わずに走れるようにセットアップ済みだ。
ちなみに、アクティブはフルストリップ状態からのレストアに対応できるボディファクトリーも用意している。チューニングのみならず、鈑金修理やボディカスタムまで自社で完結できる体制を整えているのだ。
「チューニングやレストアはもちろんですが、近年はGT-Rに最新技術を盛り込む“レストモッド”にも力を入れています。“快適で速くトラブルフリー”を叶える多彩な提案が可能なので、現役オーナーの方々はもちろんGT-Rの購入を検討されている方も、お気軽にご相談ください」と坂本さん。
なお、アクティブではストックヤードに多数のベース車両を保管しており、それらを活用したコンプリートカー販売も展開している。フルレストアを軸にしたこのメニューは、その緻密さから年に数台が限界という作業ペースとのことだが、一生を共にするGT-Rを探している人は一度問い合わせてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:ガレージアクティブ 福岡県行橋市大字今井1407-1 TEL:0930-25-4488
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ガレージアクティブ
http://www.g-active.co.jp