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86&BRZにジャストなサイズ展開も魅力!
長く履いても色褪せないデザインセンスが光る
タイヤメーカーの一部門でありながら、名立たるホイールメーカーと肩を並べる存在として認知されるヨコハマ・アドバンレーシング。デザイナー兼プロデューサーとしてブランドを牽引する萩原さんは″アルミホイールのファクトリーを持たないことが、ヨコハマホイールの独自性を生んでいる″と語る。
ファクトリーを持つことは、工場の生産性や設備投資を回収するために製品ラインナップを増やさなくてはならないが、ヨコハマホイールはその必要なし。逆に多くの商品を製造することが叶わないので、拘り抜いたアイテムだけを世に送り出す戦略で勝負している。まさに「一本入魂」なのだ。
また、トレンドを追いかけて進化させ続けるのではなく、長期間魅力を失わせないことを考えてデザイン。萩原さん自身が車種を想定し、「まさにこうあるべきだ」と頭に描いた造形を納得するまで突き詰められるゆえ、長期間鮮度を失わない。
そして、基本デザインを闇雲に変えることはなく、「こんなことができたら」というアイディアが技術の進歩で具現化、理想に近づけられると判断した場合、バージョンアップさせるのがヨコハマ流だ。
「素材についても、カタログをご覧いただければ分かるように、鍛造/鋳造の棲み分けはありません。互いにその製法でしかできないことがありますからね。どちらも特別。例えば、ある人が鋳造のTC-4を履いていて、隣に鍛造のGTビヨンドを装着したクルマが並んだ。そんな時も『好きで選んだ』と胸を張れる。それが理想ですね」と萩原さん。
今回、カンサイサービスのデモカーに装着したアドバンレーシングRG-4は1999年にデビューし、シンボル的な存在の一つであるRGの第4世代モデルだ。
センターパートはスポークからいきなり落し込むのではなく、C面処理を施すことでより豊かな表情を見せる。サンプルはフェイスが最も深いスーパーGT-Rデザインなので、シャープなコンケイブ具合が一段と引き立つ。
スポークとリムの結合部はRGの伝統を受け継ぐ末広がりデザインで剛性を担保。摘まんだようにグッと上方に立ち上がるスポークはTC-4を踏襲。その摘まみ度合いを含めて全体のバランスを吟味。ちなみに、スポークは先代のRGIIIよりもやや太めだ。
RGIIIから採用され、軽量化と立体感を強調するアドバンスドサイドカットはデザインを見直し。奥まで彫り込めたのは最新の解析技術の賜物だ。また、今回から商品名の最後の数字がアラビア数字からローマ数字に変更。見た目にも新しくなったことをアピールする。
カラーは今回撮影した3種類の他に、レーシングハイパーブラック&リングが用意され、全4色展開。外周部のフランジ部分に繋がる直前を大きくえぐることでフルフェイスデザインながら、リム付きホイールのような立体的造形に。「手直ししたいと思うところが見当たらない」と萩原さん。
アドバンレーシングの一番の魅力は「長く履いても色褪せないデザイン力」。これを履けるオーナーが羨ましくてしかたない。そう思わせられる渾身の仕上がりだ。
製品仕様
ADVAN Racing RG-4
17インチ:7.5J~10.0J:5万5550円~5万8300円
18インチ:7.5J〜11.0J:6万1600円〜6万9300円
●問い合わせ:YFC TEL:03−3431−9981
【関連リンク】
YFC
http://www.yokohamawheel.jp/