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GR86&BRZチューンの大本命は開発最終段階
フラッシュエディターによる制御も可能に!?
GR86&BRZに対してフルラインナップを計画している“HKS”。すでに複数のパーツが市販化されているが、パワーチューニングの切り札として登場が期待されるのがボルトオンターボキットだ。
開発は最終段階の一歩手前という状況で、ターボレイアウトはほぼ完成。筑波最速を記録したレーシングパフォーマー譲りのGTIII-RSタービンはノーマルエンジンとのマッチングも文句なしで、扱いやすさとターボならではのエキサイティングな加速が味わえるものだという。
開発に当たって苦心しているのは、いかにパワーを抑えるかという部分。というのも、ブースト圧を絞った状態でも触媒レスだとパワーは400psを超え、純正触媒装着では330psとなる。そこで、燃料系ノーマルで350psを獲得すべく、現在はターボマニに組み込むメタル触媒のテストを重ねているところだ。
制御系も専用セッティングのF-CON iSの他、フラッシュエディターも並行して開発中。先行リリースされる腰下の2.5Lキャパシティアップグレードキットや燃料系の強化を行えば、450psも狙えるというから期待は高まるばかり。なお、発売は2023年末が予定されている。
●問い合わせ:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235
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