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エアロパーツからフルチタンマフラーまで早くも多彩な展開
ハイクオリティなエアロで疾走感のあるフォルムを強調
業界きっての電脳集団として知られる“ブリッツ”は、近年「ストリートを楽しく快適に走れるクルマ作り」に拘ってきた。そうした姿勢は、リアルスポーツモデルとしてデビューしたRZ34でも変わらない。パワーアップデバイスからフットワーク系まで、安心して使える高品質なパーツを続々リリースしているのだ。
まず足回りには、モノチューブ構造、全長調整式、減衰力調整機構などを搭載するブリッツのフルスペック車高調『ダンパーZZ-R』を投入。スプリングレートは前後10kg/mmの設定で、街乗り時の乗り心地に配慮しながらも、スピードレンジを上げた際の粘りある走りも絶妙だ。
ダンパーZZ-Rの機能拡張パーツとして販売されている“DSCプラス”もインストール。これは車内からの減衰力調整を可能にする電子パーツで、手動はもちろんGセンサーや車速と連動させたフルオート制御にも対応している。
パワーチューンのポイントは、カプラーオンで最高出力とレスポンスを引き上げる『パワスロ(6万6000円)』だ。その名前の通り、ブーストアップモジュールとスロットルコントローラー機能を一つに凝縮したもので、十分なマージンを確保しながら、アクセルを踏み込めば420ps&59kgmというパワースペックを堪能できる。もちろん、MTのみならずATモデルにも対応する。
さらに、吸気系には熱気を遮断しつつラム圧効果により吸気効率を高める『カーボンインテークシステム(開発中)』を装備。専用デザインならではの美しさはもちろん、ラム圧効果により鋭いレスポンスを実現するパーツだ。
エキゾースト環境は、フルチタンの『NUR-SPEC F-Ti(47万8500円)』でブラッシュアップ。純正マフラーの重量が18.9kgであるのに対し、9.3kgという軽さを誇るこのアイテム。レイアウトは70φ→60φ×2で、砲弾サイレンサーを備えた左右2本出し(120φ)を採用。近接排気音は84dB(純正78dB)、もちろんJQR認証を取得した車検対応モデル(MT車のみ車検適合)だ。
東京オートサロン2022の舞台でアンヴェイルされ、話題を集めたボディキット『エアロスピードRコンセプト(開発中)』も見逃せない。
フロントセクションは、純正バンパーを活かしたアンダーリップタイプながら、高機能チューニングパーツとしての空力効果と、スタイリングを引き締めるドレスアップ効果を高次元で両立。素材はFRPとカーボンが用意され、ラインLEDも有無を選択できるようにするそうだ。
後方を跳ね上げるようなフィン形状としたサイドスポイラーは、フロア下に空気が流れ込むのを防止しつつ、ボディ側面のエアを整流する効果も期待できる。
リヤセクションには、アンダーディフューザーとコーナーディフューザーを用意。ディフューザーはテールエンドとのバランスも最適化され、同一メーカー製のメリットを最大限にアピールする。
純正リヤウイングに追加するタイプのガーニーフラップは、小ぶりながら個性的なデザインを採用することで、リヤフォルムのアクセントとしても十分に効果を発揮してくれる。
多くのパーツは開発中となっているが、性能や適合の確認を経て順次リリースの予定。RZ34をさらなる高みへと引き上げたいと願うなら、ブリッツのアイテム群を見逃す手はないだろう。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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