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走行距離よりもコンディションを重視!
90年代スポーツカーにも対応したエントリーショップ
ノーマルに少しスパイスを加えたスポーツカスタムを得意とする岡山県のユーズドカーショップ“TSRプロジェクト”。現在、メインに据えている車種はトヨタ86前期型だ。
車種ごとのチューニングが本格化するのは、“中古車の価格がこなれたタイミング”に同期するというのが定説。そして、そのタイミングを迎えつつあるのが86だとTSRプロジェクトは判断しているのだ。
実際に前期型モデルは100万円以下の個体も出始めており、シルビアをはじめとする90年代スポーツモデルと比べて圧倒的にメカニカルトラブルが少ない。次世代のチューニングベースとして、これ以上の存在はないのである。
TSRプロジェクトが扱う中古の86は、アフターパーツの三種の神器(エアロ/サス/ホイール)が装着されており、価格帯は150~250万円が中心。若いユーザーに手が届くことを優先し、走行距離よりも車両のコンディションを重視。20年以上業界でクルマを吟味してきた目利きで良質な車両を提供している。
ちなみに、86に向けてはオリジナル車高調「LOW-SPEC」も用意。ローフォルムと乗り心地を両立させるストリート用でスプリングレートは前後6kg/mm、減衰力は36段調整という仕様だ。現在、新発売の記念特価(8万5555円)で発売中とのこと。
もちろん、90年代のスポーツカーも大の得意。取材当日はBCNR33やZ32などが並んでいた。ただし、いずれも生産終了から20年以上が経過しており、車両の性質上、程度の良い個体など皆無に等しい。購入するなら維持費まで含めた予算繰りが必要とのことだ。
「当社は初めてスポーツカーを選ぶエントリーショップだと思っています。知識がなくても気軽に足を運んでいただき、何でも相談してほしいですね。一緒に理想に辿り着ければと考えています」とチューニングアドバイザーの川上さん。これからチューニングカーライフを満喫しようと考えているなら、ぜひ一度訪れておきたい注目ショップだ。
●問い合わせ:TSRプロジェクト 岡山県都窪郡早島町早島3159-3 TEL:086-441-3223
【関連リンク】
TSRプロジェクト
https://www.tsr-project.jp