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高い技術で理想を叶えて悩みを解決!
ジャンル問わずの改造車が集うプロショップ
宮城県石巻市に店舗を構える“エスガレージヨシダ”は、一言でバラエティに富んだプロショップだ。シルビアをはじめとする日産車が多めではあるが、集うユーザーのスタイルは千差万別なのである。その理由は、代表を務める吉田さんの経歴を知れば納得。
走りはバイクから始まりクルマに移行し主にドリフトで活躍、D1ストリートリーガルに出場した経験も持つ。さらに独立する以前はタイヤメーカー系のプロショップや、本格的なカスタムカーを製作するファクトリーで技術を磨いた。多くのカテゴリーに自らどっぷり足を踏み入れ、お金と時間を費やして経験を積んできたからこそ、ユーザーの思いを誰よりも理解できるのだ。
ショップ名の初めに冠したアルファベット『S』は、医療でよく聞く「セカンドオピニオン」が由来。カスタムにせよトラブルシューティングにせよ、他店でお手上げになった時も喜んで相談に乗って、解決策も提案するしサポートもしますという心意気の現れだ。
吉田さんがシルビアでドリフトをしていた影響か、日産のFR車は現在もまったく人気が衰えない。写真は4ドアのR34スカイラインに、RB26をスワップしている真っ最中の車両。当然ながら公認車検の取得も得意分野だ。
ワンオフ加工作業はエスガレージヨシダの真骨頂。細部フィニッシュへの拘りは、リヤのサイクルフェンダーを見れば一目瞭然。補強プレートにはサイズの異なるバーリング加工を施すことで、強度と美しさを高次元で両立しているのだ。
こちらはSガレージヨシダが手がけたインプレッサ。リオヤフェンダーはさり気なくワイド化され、ドアを開けても違和感はまるでない。大胆で派手なカスタムばかりではなく、こういったノーマル+αのスマートな作り込みもお手のものだ。
タービンと斜め置きのインタークーラーに合わせて、パイピングをワンオフで製作。効率を高めるよう太さや角度を突き詰めただけではなく、ボンネットを開けたときのインパクトも大きく満足度が高い。
トヨタが北米で販売していたソラーラのコンバーチブルを、26インチホイールを履かせるマイアミスタイルに。グリルとバンパーの開口部は、オーナーの要望を聞きつつデザインを提案し、ワンオフで製作した自慢の一品だ。
「クルマに対する考え方やカスタムの方向性に合わせ、最適なプランを提案するのがポリシーです。ご覧のようにジャンルや車種はバラバラですが、手間のかかる作業も大歓迎なので、どんな相談でもスタッフ一同でお待ちしています。クルマ作りやセットアップはもちろん、走り方に関しても全力でアドバイスしたいと思います」と代表の吉田さん。
どんな要望にもクルマ好きの目線を忘れず、かつプロのクオリティで応えてくれるのだ。
●問い合わせ:エスガレージヨシダ 宮城県石巻市須江字内の目51-3 TEL:0225-98-9518
【関連リンク】
エスガレージヨシダ
https://www.s-g-y.jp/