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GTマシン顔負けの存在感を放つ究極系ドライカーボンボディ
東京オートサロンで話題をさらったLB最新エアロキット!
スーパースポーツにワークスフェンダーを組み合わせた“掟破り”のスタイルで、停滞しがちだったエアロシーンに一石を投じた“リバティーウォーク”。なぜ、これほどまでに火がついたのか。
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それは、破天荒にも思えるフォルムの裏に、高級感と緻密に計算されたデザインワークがあるからに他ならない。そして、その根底にあるのは、リバティーウォーク独自の世界観である“ヤンチャ感”だ。
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LBシルエットワークスは、そんなリバティーウォークが新たに立ち上げたブランド。アイデンティティとも言えるビス留めオーバーフェンダーを敢えて封印。全く異なるアプローチで、圧倒的な存在感を放つスタイルを構築してきた。それはもはや、シルエットフォーミュラのリバイバル。まるで、レーシングカーをそのままストリートへと駆り出したようなアグレッシブな造形は、まさに新境地と言える。
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まず、フロントは純正に対して約180mmのロングノーズ化を敢行。グリル位置を低くした上で、グリル下のレインフォース部分を薄くデザイン。そうしてワイド化したボディとのバランスを整えているのだ。
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フロント60mm、リヤ90mmワイドを達成するフェンダーは、前後ともアウトレットダクトを設けることで、タイヤハウス内に滞留するエアを積極排出。そこに収まるホイールは、アドバンレーシングGTの20インチ。エアサスも導入し、普段乗りも難なくこなす。
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強力なダウンフォースを生み出すGTウイングもアグレッシブなデザイン。トランクはダックテール一体形状とした。ちなみに、GTウイングはスワンネックタイプも設定されている。
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大胆な造形を見せるリヤディフューザーはスタイリングのアクセントとして、さらに空力パーツとしても必須のアイテムだ。マフラーはメイン90φ、テール120φ×4のFIエキゾーストを採用している。
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心臓部に収まるのは、楽に1000psを超える4.3L仕様のVR38DETT改。HKSのGT1000+タービンをインストールするが、トルクフルなので普通に街乗りできるのもポイント。パワーチューンはHKSテクニカルファクトリーが担当した。
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ちなみに、このボディキットはプライスも弩級で、FRP製キットが346万5000円〜、FRP&ドライカーボン製となると500万円を超える。
あらゆる意味で究極のエアロシステムというわけだが、東京オートサロンでの発表後、世界中からオーダーが舞い込んだというから恐れ入る。世界のセレブリティ達は、依然としてリバティーウォークを求めているのだ。
●取材協力:リバティーウォーク TEL:0561-51-5252
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