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EV車向けブランド“A PIT EV Performance”を新たにスタート！
自社製作の完全車検対応チューンドで、筑波サーキットアタックに挑み続ける“A PIT オートバックス”。東京オートサロン2024の目玉となったのは3台のデモカーだ。
A PIT 東雲 オリジナルGR86
まず1台目のGR86は、HKS×木下みつひろ×A PIT東雲×スーパーオートバックス浜松で進めているパーツ開発プロジェクト「HKS GATE SPEC」の開発車両で、完全車検対応ながら筑波1分3秒という実力を秘めている。
このプロジェクトで完成したのがHKSハイパーマックス車高調の「GATEスペック」。位置付けとしてはストリート向けの「ハイパーマックスS」とサーキット向け「ハイパーマックスR」の中間的な味付けがなされている。スプリングレートはフロントが5kg/mmでリヤが6.5kg/mm。まさしく、ストリートもサーキットもこなせる車高調の頂点をコンセプトとするアイテムだ。
価格は29万4800円で、1月中の発売に向けて予約を受け付けている段階だが、すでに初期ロットは完売。急遽セカンドロットを製作しているという人気アイテムとなる。
ホイールはTWSの「RS317」。チューニングカー向けの鍛造モデルとしてラインナップされているアイテムだが、9Jプラス50×18インチのブロンズはA PITオートバックス仕様の特別モデルとなる。
A PIT EV PERFORMANCE Model 3
テスラモデル3は昨年の東京オートサロン2023の目玉車両として展示された一台。2度目となるオートサロン出展に合わせて進められたのが、サーキット走行にも対応可能なメイキングだ。
A PITオートバックスでは昨年の出展時からオリジナルの車高調をセットしていたものの、新たにEV車チューニングブランド「A PIT EVパフォーマンス」を立ち上げバージョン2となる車高調を製作。スプリングレートはフロント18kg/mm＆リヤ13kg/mmでバージョン1（フロント10kg/mm＆リヤ8kg/mm）よりもスポーティなセッティングとなる。
価格は19万8000円。快適性を重視しつつローダウンを楽しむユーザーはバージョン1、スポーツ走行も嗜むのであればバージョン2という選択がベストであろう。
サーキット対応マシンへと方向転換を図ったため、シートもレカロのフルバケットタイプRMSへとシフト。今後もサーキットでテストを重ねつつ製品展開の拡充を図るというが、その意気込みは本物だ。
A PIT EVPERFORMANCE IONIQ5
「EV車両でも楽しくドレスアップやカスタマイズ」をコンセプトにマシンメイクを進めているA PITオートバックス。昨年のテスラモデル3に続いて今年持ち込まれたのが、ヒョンデのアイオニック5をベースにしたカスタムマシンだ。
フロントスポイラーとオーバーフェンダーはマシンに合わせてワンオフで製作。オーバーフェンダーに関しては車検証の記載変更不要ながら、スポーティなルックスとワイドタイヤを飲み込む懐の深さを叶えてくれる。これらエアロパーツに関しては「A PIT EVパフォーマンス」ブランドからの発売に向けて調整が進められているところ。
車高調に関してはHKSとの共同開発品を装着。現状は試作の段階だが、こちらも完成次第発売されるアイテムとのことで、その登場に期待がかかる。
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⚫︎問い合わせ：A PIT AUTOBACS SHINONOME 東京都江東区東雲2-7-20 TEL：03-3528-0357／A PIT オートバックス京都四条 京都府京都市右京区西院安塚町1 TEL：075-326-0055
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