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心臓部は往年のC7タービン仕様
DIYでコツコツ仕上げた富士スピードウェイ攻略
免許を取得して最初に手に入れた愛車が、このFC3Sというオーナー。他車に浮気することなくFC3S一筋を貫き、今でもIHI製のRHC-7タービンが装着された相棒で、富士スピードウェイでのサーキット走行を楽しんでいる。
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肝心のマシンメイクに関しては、『自分で出来る部分は自分でやる』をモットーに、エンジンチューンこそ老舗ロータリーチューナーである“RSパンテーラ”にお願いしているものの、エアロパーツの装着は塗装まで含めて全てDIYというから驚かされる。細部を見ていく。
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心臓部の13B-Tは、RSパンテーラで精密オーバーホールを敢行して完全リフレッシュ。そこに往年のC-7タービンを組み合わせ、ブースト1.1キロ時に500psをマークしている。
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高速サーキットがホームコースというだけに、ブレーキ系チューンも抜かりなし。ボルクレーシングTE37の隙間から覗くキャリパーはポルシェ純正のブレンボ製モノブロック。2ピーススリットローターと組み合わせストッピングパワーを高めている。
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ボディはロールケージ+自作のリベット打ち補強で徹底強化しているが、それでも最近ちょっとヤレを感じてきた。今後はロールケージの見直しなども含めて、ボディ関係をリフレッシュしたいそうだ。
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美しいシルエットを描くエクステリアは、タモンデザインのGTワイドボディキットでフル武装。ライトカウルのカーボンダクトは内部にハイビーム用ライトが埋め込まれている。
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抜群のクオリティを誇るポリカーボネイト製のリヤウインドウは、平板から自作したものだというから驚き。超高速域の風圧で歪まないよう、センター部には補強リブが入った本格的な作りだ。
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「最近はサーキット専用に近い感じですけど、まだまだ現役で走れるようにイジっていくつもりです」。そう、オーナーにとってこのFC3Sは、大切な1/1スケールのプラモデルなのである。(OPTION CARAVANより抜粋)