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サーキットで鍛え上げられた世界が認めるハイクオリティ
素性の良さを引き出す匠のエアロワーク!
現状に満足せず、常に新しい挑戦を続けてきたエアロパーツメーカー“バリス”。
近年では、バキューム製法により樹脂の使用量を抑えつつ、カーボン繊維の密度を高めることで軽さと剛性を両立した『カーボン+』を開発。新作モデルに意欲的に採用している。そんなバリスが手掛けたGRカローラ用エアロパーツの第一弾、『ARISING-1』と命名されたデモカーを紹介しよう。
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フロントはフルバンパータイプではなく、純正バンパー下部に追加するアンダースポイラーとバンパー両サイドに配置するタービュレーターで構成。これにより精悍なフォルムを獲得しつつ、空力性能を引き上げる。
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フロント同様のフリッパー形状で仕上げられたサイドアンダースカートは、整流効果とスタイリングを高次元で両立。後付け感の無いデザインでありながら、純正とは一線を画すシャープさも大きな魅力だ。
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リヤセクションで目を引くのは、3ピース構造のリヤウイングだ。GRヤリス用と同じく往年のランチア・デルタを彷彿とさせるデザインでアプローチし、3段階の可動フラップを採用する。
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リヤバンパーは純正だが、エキゾーストヒートシールドやエキゾーストアウトレットカバーをセット。複雑なデザインながら、GRカローラのキャラクター性を損なわないバランス感覚はさすがバリスだ。
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ボンネットは自信作。エンジンルーム内のヒートエアを排出することを優先したデザインで、製品モデルでは雨水の侵入を防ぐカバーも付属する。
また、ラインナップの多くに軽さと剛性を両立させる独自のマテリアル、カーボン+を採用しているのも見所。例えばクーリングボンネットの場合、純正アルミ製が7.6kgなのに対し、バリス製では5.2kgまでウェイトを絞り込む。重量物が集中するフロント周りを軽量化できるメリットは計り知れない。
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このように細部まで妥協なく作り込まれたGRカローラ用エアロパーツ。ハンドメイドのモノ作りに拘ってきたバリスらしさが余すことなく注入された意欲作なのである。
●取材協力:バリス TEL:042-689-2939
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