「5万9000円のEK3型シビックフェリオが大変身!」ボルト一本にまで拘ったUSDM最強スペックに迫る

ランボ純正色で身を包んだ超極上カスタムのシビックフェリオ!

カラーチョイスとホイールで魅せるUSDM仕様

5万9000円という破格値で購入したファミリーカーだったが、USDM系カスタムを得意とする“タクティカルアート”に通っているうちにカスタムが加速。いつの間にか、超極上の仕上がりを誇るUSDM仕様のシビックフェリオへと進化してしまったのがこのマシンだ。

外装は、純正バンパー+純正タイプのグリルでシンプルにまとめているが、ボディカラーはランボルギーニ純正アランシオアトラスへとチェンジして存在感を静かに主張する。足元を飾るホイールは、2ピースのCCW LM20でサイズは15インチの9.0Jだ。ブラッシュドクリアアルマイトのディスクとハイポリッシュリムの組み合わせで、シンプルだか質感と存在感は突出している。

グレーに塗装されたエンジンルームもこのフェリオの見どころ。ワイヤータックに着手するついでにDC2のB18Cへとスワップ。さらに、究極のシンプルを求めてリザーブタンク別体式のS2000純正クラッチマスターを導入している。

インテークパイプはステンレスの切り曲げで構築し、鏡面加工を施す。無限のエキマニも丹念に磨き上げられている。

驚かされるのは、エンジンルーム内のボルトを全てダウンスター製に交換していること! マニアックなカスタムだが、こうした拘りがマシンの完成度を高める要因に繋がっていることは言うまでもない。なお、ワッシャーはスタンダードなアルマイト仕上げの他、カラフルなビューティフルワッシャーも用意。豊富なバリエーションが揃っている。

一方の室内は、ボルトを1本も使わずフル溶接で構築されたロールケージがレーシングテイストをアピール。なお、ロールケージはクスコのEK4用をベースにしているそうだ。その他、シートはブリッドのジータIIIスポーツC、シートベルトはブラックのタカタ3インチを選び、カラーコーディネイトする。

乗降性を優先して、フロントにはサイドバーを入れずリヤに追加しているが、内装が干渉したためリヤのドアトリムをワンオフで製作。そこまでして内装を残すのが、スマートなストリート仕様を完成させるための流儀なのである。

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●取材協力:タクティカルアート 大阪府摂津市鳥飼中2-1-82 TEL:072-628-8806

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