「日米の“R”マニアが集結!」GT-Rプロショップ『ベルザ』に集うRB26ユーザーの愛車を総チェック!!

日本が誇る名エンジン“RB26”に昂る!

世界規模で盛り上がりを見せている第二世代GT-R人気。中でも、アメリカは日本のチューニングカーへの注目度が高いため、その最高峰と言えるGT-Rは羨望の的となっている。また、そんなGT-Rとともに人気が上昇し始めたのが、RB26を搭載するステージア260RSだ。このアメリカ未導入の2車種を求めて来日したアメリカ人が集まるベルザで、日米カーガイの愛車をチェックしよう。

10年かけて作り続ける理想のGT-R

子供の頃から憧れていたBNR34を20歳の時に思い切って購入した小林さん。当時、コンディションの良い個体を探していたところ、近所のベルザにあったこのBNR34を見つけて即購入。購入したまま7年ほど乗ったところで、3年前に新品ブロックでエンジンをオーバーホール。加えてタービンもHKSのGTIII-2530に変更しながら、足回りやブレーキもアップデート。街乗りからワインディングまで気持ち良く走れるスペックとして仕上げている。

スタイリングに関してはZチューンのエアロパーツでコーディネイトしつつ、ボンネットはトップシークレット製をチョイス。走りも見た目もパーフェクトな仕上がりを目指しているのだ。

壊れない600馬力を目指したファインチューン

12年ほど前に、ファミリーカーのミニバンからBNR34に乗り替えたという藤田さん。ちょうどベルザの前を通りかかった時に目にした個体を、ローンが通ったため購入したのが始まりだという。

しばらくはノーマルで乗っていたが、徐々にパワーが欲しくなりオーバーホールと同時にエンジンチューンに着手。N1ブロックをベースにピストンやカム、タービンをHKS製に変更し、600psの常用スペックに仕上げている。

純正スタイルにこだわる若きオーナーカー

この時代に第二世代GT-Rを手に入れようとすれば何かしらのチューニングが施されている個体が多く、ノーマルを見つけるのは困難。そんな中、内外装ともにオリジナルの状態をキープしているのが佐藤さんのBCNR33だ。

23歳の頃に購入したBCNR33は、スタイリングこそノーマル状態をキープしているが、エンジンはN1ブロックを使ってリフレッシュ済み。もちろん、タービンなどの補機類や細かいパーツも刷新することで不安なく乗れるのが特徴だ。

普段使いの260RSに加え、夢のBNR34もGET

BNR34に乗りたくて来日したというイリアルティさん。来日直後に手に入れたステージア260RSは、RB26DETTのパフォーマンスを楽しめて、なおかつステーションワゴンとしての使い勝手の良さがお気に入りで、日常の足としてこれ以上にないほど大満足している。しかし、来日した本当の目的は第二世代GT-Rに乗ること。そのため、横須賀基地内で評判の高いベルザに足を運び、お目当てのBNR34を手に入れることとなった。

7月中に納車される予定の新たな相棒は、ニスモのS1カムやECUが組み込まれ、同時にニスモパーツを各部に使用しリフレッシュを完了。冷却系はHPIのラジエターやインタークーラー、オイルクーラーをセットしてファインチューンも完了。足回りは、ビルシュタインのダンパーを使用してセットアップ済みとのこと。

待望のBNR34を手に入れたら、サーキットデビューも考えているというイリアルティさん。夢にまで見たGT-Rライフを存分に満喫するのはこれからが本番というわけだ。

基地内のクチコミでメンテナンスを依頼

他店で購入したBCNR33オーナーのレナードさん。メンテナンスやアップデートの請負先を探していたところ、基地内で名前が挙がるベルザに足を運ぶようになった。

現在まではクラッチやタイミングベルトの交換といったメンテナンスを依頼しているものの、今後はタービン交換やエンジン内部などチューニングも進めて行く予定だ。

同僚から買ったGT-Rをリフレッシュ

25年ルールの適応前に帰国した同僚からBCNR33を受け継いだフランコさん。その個体はイエローのド派手な仕様だったため、オールペイントでガンメタのシックなスタイリングにリニューアル。さらに、純正を取り外し社外品に組み合わせていたメーターも、純正のメータークラスターに戻してGT-Rらしい正統派スタイルを取り戻している。

ボディのリフレッシュとともに、HKSのパイピング一式やクランク角センサー、コイルなどもリフレッシュしたエンジンは絶好調。一生の宝として大切に乗り続けていく予定だ。

BNR32から260RSへとマシンをチェンジ

2011年から2014年までは沖縄、そして2021年に再来日したピーターさん。以前はBNR32に乗っていたが、家族も乗れるステージア260RSの存在を知り、ベルザにオーダーして昨年3月に手に入れたという。あくまでもファミリーカーのため、とくにチューニングは考えておらず、ルーフボックスやキャリアを積んでレジャーを楽しんでいる。

BNR32からファミリーカーに乗り替える時も、RB26搭載は重要な選択基準。納車時にはしっかりとメンテ済みだったため、パフォーマンスも十分に楽しんでいる。

ベルザでメンテ&アップグレード

米軍内で最近人気が高まって、オーダーが急増しているのがステージア。260RSだけでなく、RB25搭載モデルにも注目が集まっているのだとか。そんなステージア260RSを、リフレッシュ&アップグレードで持ち込んだのがジョナサンさん。冷却系の変更からヘッドのオーバーホール、ニスモタービンなどに変更しつつパワーFCでセッティング済みだ。

●問い合わせ:ベルザ 神奈川県厚木市山際505-10 TEL:046-244-1121

「米軍関係者は第二世代GT-Rが大好きなんです!」チューンド好きアメリカ人が集うプロショップに潜入

【関連リンク】
ベルザ
http://www.veruza.jp

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