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フルバンパータイプでイメージを大胆変更!
エアサスとの合わせ技で究極のロワードフォルムを実現!
大胆かつ繊細なデザインアプローチで、名だたるスポーツカーのスタイリングを独自の感性でブラッシュアップしてきた“ウェーバースポーツ”。そんなボディワークの名手が手掛けたND型ロードスターの『ゼニスライン』は、ラグジュアリースポーツをコンセプトに掲げた新感覚のボディキットだ。
最近はリップやハーフタイプでシンプルにアクセントを効かせるスタイルが主流となっているが、手軽さと引き換えにデザインの自由度の低さや後付け感の強さといった弱点もつきまとう。そのため、ウェーバースポーツはロードスターのスタイリングへ新たな可能性を示すことができるフルバンパースポイラーでアプローチ。ボディに馴染む一体感を重視しつつ、周囲の視線を惹きつけるアグレッシブさを引き出した。
プレスラインを強調しながらノーズを40mmほど前方へ押し出したフロントバンパー(9万1300円)は、両サイドの開口部を大型化することによってワイド感をスポーティにアシスト。塗り分けにより、別体パーツのように仕上げられるアンダーパネルデザインも秀逸だ。
純正の内巻きボトムと決別した前後バンパーに結ぶのは、ステップエンドに設けたダクトへのエアガイドが単調になりやすいサイドセクションへ奥行き感をもたらすサイドステップ(8万300円)。別体式アンダーパネルはオプションパーツとなっている。
ナンバー位置を引き上げて、存在感のあるリヤディフューザーを備えたリヤバンパー(8万300円)は、フェアレディZ(Z34)純正バックフォグを流用装着することが可能。リヤフェンダー左右を結ぶプレスラインで、リヤビューに引き出した精悍さも見逃せない。
テールレンズ上部に向かって引かれたプレスラインを延長するように跳ね上げたリヤウイング(FRP:6万6000円/カーボン:8万300円)は、下方向に注がれていく視線をボディ全体へとコントロールするアクセントアイテム。オープンでもクローズでも躍動感あるリヤビューが楽しめる。
ホイールは、2×10で構成したメッシュディスクとピアスボルトの際立つ外周デザインを融合させた『ゼニス・MXライン』だ。マットブロンズやブロンズアルマイトなど多彩なディスクカラーに加え、カラードやブラッシュドといったリムアレンジもオプションで設定する。
足元のアクセントとなるキャリパーカバーはカラーバリエーションも充実。ドリルドやスリットなど細やかにカスタムオーダーすることができるボーイングのブレーキローターも要チェックだ。
足回りはエアサスでセットアップ。コンプレッサーやタンクユニットはトランクルームへインストール。フロア下がフラットなロードスターは、インナーも含めてフェンダー加工することなく、エアサスで極低仕様に仕上げることが可能だ。
バンパースポイラーだからこそ実現できたプレスラインの強調やリヤナンバー位置の引き上げなど、ウェーバースポーツがゼニスラインに込めた魅せ場は多岐に渡る。ワイド&ローが映える躍動感をロードスターに注入し、リップやハーフタイプでは引き出すことのできない至高のラグジュアリースポーツを心ゆくまで堪能してもらいたい。
●問い合わせ:金太郎クラブ TEL:078-969-3515
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