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気負わず楽しむ1台はUSDMを意識した作り
サクシードの魅力にハマったオーナーの通勤快速仕様
以前、スタンス系に仕上げたシビックに乗っていたというオーナーは、ドレスアップ系のイベントで低く構えたサクシードに遭遇。そのカッコ良さに一目惚れして、走行距離8万kmのサクシードTX Gパッケージをゲットしたそうだ。
「このクルマは旧車っぽい雰囲気のホイールが似合うと思って、ワークのエクイップをチョイスしました。後は知人から譲り受けたメーカー不明の車高調でローダウンしたくらい。本音を言えば車高はもっと下げたいけど、色々と不具合が出るのも嫌なので、我慢しています」。
そうしてシンプルに仕上げた外装に対し、良いアクセントになっているのが、リヤウインドウのステッカーやバンパーのダクトから覗く6連ラッパ。このように随所にオリジナリティをプラスしているあたりが秀逸だ。
絶妙なツラ加減で収まったホイールは、エクイップ01の15インチ(F7.5J×15+21 R7.5J×15+25)。タイヤにはCONOMIST(165/55-15)を組み合わせる。フロントはキャンバーボルト、リヤはスプリングワッシャーを4枚かませてネガティブキャンバーを付けたのもポイント。フロント4度半、リヤ6度ほど寝かせている。
毎日の通勤にも使用しているため、走行距離は13万kmまで伸びた。ATの快速スペック仕様だが、オートメーターのタコメーターをセットするなどレーシーなムードもプラスする。
また、オーディオカスタムにも力が入っていて、荷台にはDIECOCKのサブウーファーを収めたボックスが鎮座。重低音の効いたサウンドが楽しめる。一方、ルーフ付近には極太パイプを利用した自作の補強バーを設置。これがつっかえ棒のような役割を果たし、ボディのヨレを抑える。
リヤウインドウ全面にステッカーを貼り込んで、ポップで楽しげなリヤビューを構築。そのレイアウトの仕方にもオーナーのセンスの良さが感じられる。中にはレアなステッカーも!
ムーンアイズの5連ルームミラーは裏側にステッカーを貼り込んだのが技アリ。これなら視認性も確保できるし、何よりアピール度が高い。見れば見るほど、オーナーの拘りが感じられるサクシード。今後の進化が楽しみな1台だ。