「加速勝負でスポーツカーをブチ抜く4代目フォレスター!?」心臓部は360馬力のツインチャージ仕様!

FA20DITエンジンにGTS7040スーパーチャージャーを追加!

クロスオーバーSUVに怒涛の加速力を与える

チューニング系雑誌に登場することはごく稀…ともいえるフォレスター。しかし、直噴制御のFA20DITターボユニットを搭載した4WDモデルは、チューニングベースとしての素性も決して悪くない。

その可能性を追求したのが、ドラッグ系チューニングを得意とする富山県の“サブライブ”。重量級のクロスオーバーSUVに湧き出るようなトルクフィールを与えるべく、純正タービンをブーストアップした上でスーパーチャージャーを追加装着。そう、独自のツインチャージャー仕様を作り上げたのである。

選んだスーパーチャージャーは2.0Lクラスに最適なHKSのGTS7040。マウントアダプターはアルミ板をフライスで加工してワンオフしている。レイアウトは完全なサブライブのスペシャルメイドだが、長い駆動ベルトを入手することに苦労したとのこと。

パワーアップに伴って導入した純正置き換えタイプのインタークーラーは、AVOターボワールドの製品。このサイドタンクにリサーキュレーション用のバルブを加工して取り付け、スーパーチャージャーによる一次過給の与圧を調整している。

重要なエンジンマネージメントには、直噴対応のセッティングツール“ECU-TEK”を使用。ブースト制御までECU-TEKで行なっているため、ステアリングスイッチでのブースト設定値変更はもちろん、マルチファンクションディスプレイのブースト表示も使用可能だ。

エキゾーストマフラーはブリッツのニュルスペックマフラーをベースにしたスペシャル。完全合法仕様だが、ストリートでの使い勝手も考慮して、マフラーの音量を室内から調整できるブリッツのE-ESCも組み込まれている。

室内はストリート然とした仕上がり。スタータースイッチ上部に確認できる横長のツールは、ブリッツE-ESCコントローラーだ。

これらのパワーパッケージにより、最大ブースト1.3キロ時に実測で360psに到達。車重1500kgレベルとは到底思えない、Dレンジからアクセルオンすれば痛快な加速が味わえるポテンシャルを手に入れた。

ファミリカーではあるが、FA20DITエンジン+4WDレイアウトというパッケージングでチューニングも楽しめてしまう4代目フォレスター。ともあれ、オーナーの強い情熱が伝わってくるスーパークロスオーバーSUVだ。

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●取材協力:サブライブ 富山県富山市手屋2丁目18-20 TEL:076-482-3758

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サブライブ
http://www.sabulive.jp/

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