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木下みつひろ選手の徹底監修!
店頭イベント時に行われる体感試乗でも大反響
“A PITオートバックス東雲“と“スーパーオートバックス浜松”が、チューニングパーツメーカー“HKS”とレーシングドライバー木下みつひろ選手とタッグを結成して推し進めているパーツ開発プロジェクト「HKS GATE SPEC」。今回紹介するのは、このプロジェクトから生まれたGR86&BRZ用「HKS GATEサスペンションキット」だ。
これまで、数多くのチューンドで筑波サーキットを走ってきた木下氏も、「過去イチ乗りやすいんだよね。サーキットで攻め込んでこの印象ってことは、街乗りだったら相当快適なはず。正式にHKS GATEのサスキットが発売されてからちょっと時間が経って、改めて客観的に乗ることができて、そう感じたよ。異次元レベルで良い足だなって。乗り心地の良さは言うまでもなく、ハンドルを切れば切った分だけ曲がってくれるし、荷重移動も分かりやすい。もはや“車高調”っていう説明だけじゃ片付けられない、懐の深い足回りだと思う」と語る。
スプリングレートはフロントが5kg/mmでリヤが6.5kg/mm。今回はサーキット取材ということもあり、減衰力はフロントが最もハードな状態から3段戻し、リヤは最も固いセッティングでテストを実施した。
「足回りを換えたいと思う理由は人それぞれだろうけど、誰でも車高を下げてカッコ良くしたいのはマスト条件だよね。そうしたドレスアップの要素に加えて、“乗り心地は妥協したくない”っていうユーザーも多い。となると今度は、ハンドリングや限界性能といったスポーツ領域の性能面に妥協する部分が出てくるよね、普通は。でもHKS GATEの足はそれが無いんだよ。ストリートでも安心してスポーティに乗れるんだ」と木下氏。
確かに、A PITの店頭イベントなどで体感試乗したエンドユーザーの声を聞いても「ノーマルよりしっとりした感じがする」という声が大きかった。それだけストリートでの使い勝手を重視しているというわけだ。
木下氏は続ける。「でも決して街乗り専門ってわけじゃないから、ハイグリップタイヤ履いてサーキットを攻めたいって人にも十分楽しめる。スライドコントロールもしやすいんだよ。しっかりダンパーが仕事をしている証拠かな。街乗りしかしない人にも、ドリフトを練習したい人にも、ちょっとサーキットで遊んでみたい人にも自信を持ってお勧めできる仕上がりだね」。
なお、テスト車両は過去の筑波アタックで1分3秒台をマークしている快速スペックのGR86だ。エクステリアはHKSのボディキットTYPE-Sでコーディネイトし、匠プロジェクトのエアロボンネットも装着。ダックテールはEastCloudのオリジナルアイテムを組み合わせる。
ホイールはTWSの「RS317」。チューニングカー向けの鍛造モデルとしてラインナップされているアイテムだが、9Jプラス50×18インチのブロンズはA PITオートバックス仕様の特別モデルとなる。
機関系はインテークにHKSのコールドエアインテークフルキット、エキゾーストにHKS製エキマニとサードのTi-Zフルチタンマフラーを投入したライトチューン仕様だ。
シートは左右ともブリッドの上位モデル「edirb」を装着。モデルはドライバーズ側が「161」、ナビ側が「171」だ。
GR86のデビュー直後からチューニングベースとして向き合ってきたA PITオートバックス東雲。そのパーツ開発能力は、プロドライバーをも唸らせるほどというわけだ。
⚫︎問い合わせ:A PIT AUTOBACS SHINONOME 東京都江東区東雲2-7-20 TEL:03-3528-0357/A PIT オートバックス京都四条 京都府京都市右京区西院安塚町1 TEL:075-326-0055
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