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中村直樹仕様のキットを市販化!
リヤのワイド幅は驚異の片側90mm
すでにGR86用にエアロパーツを発表済みのシルクブレイズスポーツが、新たな領域に進出。なんとヴァリノとのコラボプロジェクトとして、圧巻のワイドボディキットを投入してきた。
実はこのモデル、ドリフト競技の最高峰『D1GP』や『フォーミュラDジャパン』で大活躍する中村直樹選手のGR86に装着されているキットを、市販品にフィードバックしたもの。片側でフロント65mm、リヤ90mmという拡幅ボリュームを携えるメニューは、異次元級のボディメイクと言っていい。
サイドステップの底面とワイドフェンダーをつなぐサイドカナードの果たす役割が大きい。まさに競技車両のようなアグレッシブスタイルだ。
大開口が持ち味のフロントバンパーと、専用のリップでもたらされるフロントフェイス。マークレスに変身したことで、無国籍な雰囲気がアップ。
ビッグマウスのフロントに比べ、入り組んだ造形で迫るのがリヤバンパー。リヤのカナード、GTウイングの存在感と相まって、独創的なフォルムを構築している。
2段重ねの形状となっているウエットカーボン素材のGTウイングは可変式。幅は1730mmのワイドボディ用。台座はFRP、ステーはアルミ素材だ。
エアロトランクディフレクターは人気アイテム。この製品はリヤウインドウとトランクリッドの大きな段差を滑らかにし、走行風をトランク上面へスムーズに流す空力パーツだ。マットブラック以外に純正色仕上げや未塗装品も設定済み。
チタンテールのマフラーも、このワイドボディ専用設計モデル。ディフューザー部は底面がフラットボトムのように回り込み、機能性を予感させる。
2段のエアダクトで、エンジンルーム内の冷却効果も見込めるボンネット。スパルタンそのものの佇まい。
こちらは、リヤカナード2種類の比較だ。タイプAはサイドカナードと同様の縦型デザイン、タイプBは整流効果の高そうな、横型のフィン形状となる。
本格的なドライカーボン素材のGTミラーはGR86専用設計。視認性に優れたブルーレンズを採用し、台座にはSILKBLAZE SPORTSロゴ入りだ。
「ハチパラスタイル」シリーズからの展開となるヘッドライト、テールランプもオリジナルアイテムとしてスタンバイしている。
シートカバー、フロアマットは「アルティナ」、ドライカーボン製でクリア仕上げのパネル類は「ハチパラスタイル」、ラバーマット類は「SILKBLAZE SPORTS」と、各ブランドで多彩なインテリアパーツを網羅する。
エクステリア、インテリアともに高品質なドレスアップアイテムを揃えてきたシルクブレイズ。さらにハイスペックなブレーキキットも開発中というから、今後も同社の動きから目が離せない。
●問い合わせ:ケースペック TEL:0566-54-0335
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