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抜群のコンディションをキープし続けるMA70
3代目スープラの美しさを再確認!
グループAのホモロゲーションモデルとして、1988年に500台限定で販売されたMA70型スープラ3.0GT“ターボA”。そんな名車を、茨城県の“レッドフィールド”でチューニング&メンテナンスしながら乗り続けているオーナーカーが今回の主役だ。
スタンスとしては、素性の良さを活かす方向で可能な限りノーマルコンディションをキープ。走行距離は15万kmに達しているが、日々のメンテナンスのおかげで調子はすこぶる良好だ。
パワーユニットはほぼ純正をキープしており、経年劣化が避けられないホース類は強化品に交換済みだ。ちなみに、ターボA専用のCT26タービンは標準モデルよりも風量アップが施され、コンプレッサーハウジングに“E”の刻印が入る。
虹色のヒートグラデーションが鮮やかな80φデュアルマフラーはレッドフィールドのオリジナル。メイン76.3φで静粛性に拘っているのも特徴だ。
ノーマル然としたコクピット。本革シートを採用する他、ターボAでは6連メーターの左端を電圧計からブースト計に変更された。
足回りはテインのFLEX Z車高調を軸にセットアップ。ホイールは17インチのBBS LMで、タイヤにはディレッツァZIII(255/40R17)を組み合わせる。
エクステリアはボディカラーまで含めて純正をキープしているが、ドアミラーは70系スープラの持病とも言える『土台の劣化』対策で、レッドフィールドのオリジナルに変更している。
「70スープラは独特の存在感があるし、どこか悪そうなイメージがカッコ良いんですよね。7Mエンジンは設計こそ古いですが、熟成されている印象。大排気量かつロングストローク仕様なので低中速トルクもあるし、燃費も結構良いんですよ」とはレッドフィールドの林さん。
70系スープラを熟知するからこそのアプローチは、さすがレッドフィールド。コンディションの低下に悩まされているなら、レッドフィールド流のリフレッシュで新車時以上の魅力を引き出してみてはどうだろうか。
●取材協力:レッドフィールド 茨城県結城市結城12734-3 TEL:0296-45-5010
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レッドフィールド
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