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NAながらペリチューンで280馬力を発揮!
RBエンジン用を使った多連スロットルも注目
固定ヘッドライト仕様に叩き出しフェンダー、そしてレモンイエローのボディカラー。全身から走りのオーラを放つこのSA22Cは、ドラッグレースをこよなく愛するオーナーが仕上げた直線番長スペシャルだ。
エンジンはパワーチューニングに適したFD3Sの13B-REWを換装。高回転までハイレスポンスに吹け上がる特性を求め、ターボシステムは撤去した上でポート形状はペリフェラルポートとしている。
スロットルは、RB20純正を加工流用することで多連スロットル化。9000rpm仕様で最高出力はおよそ280psくらいだろうとのこと。
ワイド化されたリヤフェンダーに収められるのは、フージャーのクイックタイムプロ(26×9.5-15LT)。ホイールは往年のRSワタナベだ。
室内は純正ダッシュボードが残されており、純正然としたイメージ。追加メーター類はセンターコンソールに埋め込み、視認しやすい位置にオートメーター製の120φタコメーターもセットされている。ミッションはHKSの5速Hパターンドグだ。
エクステリアパーツは大半がFRP製で、重量のかさむリヤゲートもアイローネタイプにスイッチ。さらにウインドウはフロント以外アクリル製に変更するなど、軽量化にも余念がない。
取材時(スーパードラッグフェスティバル)は、エンジンオーバーホール直後のシェイクダウン状態だったこともあり、自己ベストにコンマ4秒届かない12秒250でフィニッシュ。「全国のRE仲間がどんどんドラフェスに参戦してきてほしいです!」と語るオーナーの挑戦とRE布教活動は、まだまだ続いていきそうだ。記事が選択されていません