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理想のスポーツマシン像へ一直線!
チューンドを乗り継いできたオーナーが所有するGR86ターボ
スカイラインやシルビア、RX-7といったFRスポーツを乗り継ぎ、18歳の頃からチューニングとスポーツ走行を全力で楽しんできた勝部さん。仕事の関係で思うようにクルマと向き合う時間が確保できなくなり、10年ほどチューニングから離れていたそうだが、2023年秋にGR86を愛車へ迎え入れて復活した。
「MT設定のあるFRスポーツで、お手頃価格といえばスタイリング的にもGR86しかないと考えて、試乗後に即オーダーしました」とGR86購入のキッカケを語る。
納車後はチューニングカーを乗り回していた当時通っていたフェニックスパワーを再訪し、試乗時から気になっていたウィークポイントの解消をスタート。プロジェクトミューの前後キャリパーキットを投入し制動力の不安を解決。あえてブラックのボディに同系色のBBS RE-V7(FR:9Jプラス50×18インチ)投入し、落ち着いたスタイリングを構築。
納車後すぐに吸排気系&ECUチューンにも取り組んだが、やはり過去に楽しんできたターボ車の痛快感が忘れられず。わずか3ヶ月後にはボルトオンターボでの過給機チューンを追加オーダー。トラストのT620Zターボキットを装着し、エンジン本体ノーマルのまま、ブースト圧0.66キロ時に350psを発揮する仕様へと仕立てられた。
冷却面を考慮してオイルクーラーを追加している他、機械式LSDを投入してハイパワーを積極的に楽しめる体制も整えられている。
純正バンパーに馴染むスポーティデザインとカーボンの質感でチョイスしたのは、サードのフロントハーフスポイラー。理想の車高ではストリートユースで鑑賞しやすいため、現在解決策を思案中だとか。
当初はフロントハーフのみの装着を考えていたそうだが、前後のボリュームバランスを考えてリヤにもサード製のスワンネックGTウイングを装着。
かつてはキャンディレッドにオールペンしたシルビアなど、ド派手なチューンドを愛車としていた勝部さんだが、GR86は渋めの仕上げとするべくオールブラックで統一。内装パーツもカーボンやウルトラスウェードで統一するなどシックな仕様を目指してGR86遊びを全力で楽しんでいる最中だ。
●取材協力:フェニックスパワー 福井店:福井県坂井市丸岡町朝陽2-317 TEL:0776-67-2980/京都店:京都府久世郡久御山町佐古外屋敷37-2 TEL:0774-48-1157
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