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国内屈指のドリフト競技に認められた5モデルを紹介
9.5J+12や10.5J+12など攻めたサイズも次々と展開!
設計や品質管理は国内で、生産は最新の工作機器や先進技術を積極的に投入する海外で行なうといクロスオーバーシステムを構築し、コストパフォーマンスに優れるスポーツホイールを供給し続ける“MIDレーシング”。
現在、様々なコンセプトのモデルを展開しているが、ここでは国内屈指の競技ドリフト大会であるFDJ2のレギュレーションアイテムとして2025年シーズンから指定された、5つのホイールに注目していこうと思う。

まず注目したいのが、MIDレーシングの2025年最新作としてデビューした「R06」。リムからのスポーク立ち上げをワンモーションではなくツーモーションで抑揚をつけ、深みを強調するコンケイブライン、多段形状で仕上げたセンターパートなど、王道的6本スポークの最適解を徹底追求したモデルだ。
リムフランジは、重量増は抑制しながら優れたねじれ耐性を引き出すためにコの字形状で立体的にデザイン。リムの厚みを確保したことで必然的に小径となってしまうディスクは少し手前に引き出し、持ち上げたスポークエンドで深みを際立たせた6本スポークを組み合わせている。サイズは15インチ×5J〜18インチ×10.5Jまでを展開する。

R06にはリムステッカーが同梱されており、ステッカーの種類や有無によってユーザーが好むスタイリングを演出することができる点も見逃せない。


続いては、シンプルな7スポークにブラック×リムのレッドラインというスポーティな配色で個性を演出する「R07」。伸びやかなスポークデザイン、センターにかけて落とし込まれるコンケイブと立体的なデザインの美しさを楽しめる一本だ。こちらは15インチ×5J〜18インチ×9.5Jという設定となる。

2×5スポークで魅せるデザインを追求した「R25」もFDJ2指定ホイールだ。ナットホールの周囲をえぐり軽量化を実現しつつ、応力分散にも優れた形状とされている。こちらは15インチ×5J〜18インチ×9.5Jという設定となる。


そして、2×5スポークデザインで支持を集めたR25のコンセプトを引き継ぎつつ、2×6スポークデザインで仕上げられた「R26」。リムとスポークの接続部はブリッジ面を作ることで、強度と剛性を確保。リムフランジもシンプルなテーパー型とすることで高剛性を実現している。各部の肉抜き処理は、軽量化だけでなくデザイン上のアクセントという役割も担う。こちらは15インチ×5J〜18インチ×10.5Jという設定となる。


最後に紹介するのは、ネオクラテイストを放つ星型5本スポークの「TR50」だ。スポーク股部はリブを設け、視覚的な立体感と剛性アップを実現。リムフランジはテーパー面を多く取ることで、高剛性とデザイン上のアクセントとしての役割を果たしている。
R06同様、TR50にもストロボステッカーが同梱されており、リム外周部に貼ることでスポーティさを高めることができる。こちらは15インチ×5.0J〜18インチ×10.5Jという設定だ。
リーズナブルな価格帯でありながら、競技ドリフターをも唸らせる性能を秘めた最先端の鋳造ホイール群。複数のスポーツホイールが必要となるドリフトユーザーを始め、全てのスポーツ走行を愛するクルマ好き必見のブランドと言えよう。
●問い合わせ:マルカサービス TEL:052-398-3406
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