大型ヘッドガードを装備する次世代フルバケ!

『XERO RS PLUS』が車検基準適合を確認!

スポーツ走行やドリフトに欠かせない装備といえば、バケットシート。身体をしっかりと固定し、ドライバーの集中力を高めるだけでなく、万が一のクラッシュ時にも高い安全性を発揮してくれる。そして、車内の雰囲気を一気にスポーティに変えてくれるのも、バケットシートならではの魅力だ。

そんな高性能シートを30年以上にわたり開発・製造してきたのが、言わずと知れたトップブランド「ブリッド」。モータースポーツで培ったノウハウを惜しみなく投入し、これまで数々の名作シートを送り出してきた。

シートはドライバーの安全に直結するパーツだけに、車検時のチェックも厳格だ。だがブリッドでは、衝撃試験や難燃性試験など複数のテストを実施し、保安基準に適合したモデルを用意。安心して装着できる体制を整えている。

今回フォーカスするのは、同社の次世代モデル「XEROシリーズ」の中でも頂点に立つ一脚。コンペティションにも対応する大型ヘッドレスト付きモデル『XERO RS』が、ついに保安基準適合モデルとして登場した。その名も『XERO RS PLUS』。

シート形状は、従来モデル同様に包み込まれるようなフィット感を実現。HANS対応の大型ヘッドレストも踏襲されている。さらに、ニーサポートの内側にはキルティング加工の生地を採用することで、ホールド性を一段と高めた。

また、背面を生地で包み込む“ハーフカバー構造”とすることで、後席がある車両でも、別売りのシートバックプロテクターなしで車検に通すことが可能となった。

特に注目されたのは、保安基準第21条に関連する“視認性の審査”だった。つまり、ヘッドレストが視界を妨げたり、サイドミラーが見づらくなっていないかどうかという点だが、この『XERO RS PLUS』はその試験もクリア。視界確保の要件を満たし、正式に保安基準適合モデルとして認められている。

実際にGR86に装着された実車に座ってみたが、視界は十分確保されており、大型ヘッドレストの存在を感じさせない自然な見え方だった。筆者が長年愛用してきたZETAシリーズと比べても、さらに一段上のフィット感と安心感があり、フルバケットの進化を実感できた。

カラーラインナップは定番のグラデーションロゴ仕様(FRP製シルバーシェル:20万6800円/スーパーアラミド製ブラックシェル:26万4000円)とブラック(FRP製シルバーシェル:19万5800円/スーパーアラミド製ブラックシェル:25万3000円)、製品化の要望が数多く寄せられていたレッド(FRP製シルバーシェル:19万5800円/スーパーアラミド製ブラックシェル:25万3000円)の3種類。

そして何より、リアウィンドウ越しに見える大型ヘッドレストの存在感が最高にクールだ。そこに添えられたBRIDEのロゴが、マニア心をくすぐる。走りを愛する“本物志向”のユーザーなら、一度は検討してみたい逸品だ。

●問い合わせ:ブリッド TEL:052-668-2611

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