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メンテ&リフレッシュでAE86を蘇らせる!
新車クオリティのリフレッシュ販売もスタート!?
テンロクFRのレジェンドと言えば、文句なしに“ハチロク=AE86”だろう。ストック状態の4A-Gは130psと少々非力なものの、1トンを切る軽量ボディにFR駆動というマッチングでドライビングの楽しさを味わわせてくれた名車だ。
さて、そんなマシンも初期モデルだと40年近くの歳月が経過し、動態保存するにも各部の経年劣化やヤレとの戦いが欠かせない。そのため、この名車で現代的な走りを楽しもうとするならば、ポテンシャル追求よりも懐の深さという引き出しにウエイトを置き、長く乗り続けられる1台に仕上げていくアプローチが主流になる。その手助けをしてくれるのが、岐阜県の“まんさく自動車”だ。
根っからの走り好きという“まんさく自動車”の井上代表は、86ワンメイクレースに初年度から欠かすことなく参加し続けており、2022年度から変更となる新型GR86レースにも、もちろん参戦予定だ。
そうした豊富なレース経験を元にしたチューニング&メンテナンステクニックは絶対的で、AE86に対しても完調を維持しながら「走る、曲がる、止まる」という基本性能をバランス良く高める方法を熟知している。
リプレイスパーツの開発にも積極的だ。自身がハチロク乗りということもあり、そのクオリティは完全なマニア目線。
純正バンパーに準じたPPの射出成型で作られるバンパー(7万9860円)は、キャラクターラインはもちろんシボの再現まで徹底追及。純正クオリティのヘリテージパーツに近い印象だ。
トレノ用のボンネットは、スチール製(7万9860円)とアルミ製(9万8780円)をラインナップ。裏骨まで純正に倣ってしっかりと作り込まれるため、強度的にも心配なし。トレノ用フロントフェンダーも純正スタイルをキープするアイテムで、左右各5万4890円となる。
トレノのリトラクタブルヘッドライトのブラケットは、ショートパーツも付属しているので即使用可能な逸品。 価格は左右各2万4860円だ。
3ドア用にはクォーターパネル(左:6万9850円、右:7万9750円)とバックパネル(3万9820円)、リヤバランスパネル(2万9700円)を設定。とくにバランスパネルは腐っているケースが多く、燃料タンクの脱落にも繋がってしまうため重要なパーツだ。
ちなみに、スチール鋼板を採用している製品に関しては、純正品が0.8mm厚なのに対して1.0mm厚とすることで耐久性も高められていたりする。
まんさく自動車は中古車両も扱っているが、今後は各部を総リフレッシュしたコンプート車両の販売も考えているとか。極上のAE86を手に入れたいと願うユーザーは、一度問い合わせてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:まんさく自動車 岐阜県各務原市蘇原古市場町1-7 TEL:058-380-5461
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まんさく自動車
http://www.mansaku.jp