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真紅の2021年限定カラーが愛車を飾る
高次元で両立されたビジュアルとスペック!
スポーツホイールとしての性能を担保した上で、美しさを突き詰める“大人のボルクレーシング”がGシリーズだ。そのフラッグシップモデルといえば、やはりゼロシリーズのみに与えられる「ウエイトレスホール」をあしらった、独創的センターパートと5mm幅のスリムスポークで2×5デザインを革新したG025だろう。
卒業を意味する「graduate」の頭文字が与えられたGシリーズは、鍛造製法だからこそ可能な性能と美しさを高次元で両立するもの。第一線からは卒業しても走りの楽しさと向き合っていきたいユーザーに向けて贈られる“大人のボルクレーシング”として、ハイパフォーマンスかつスタイリッシュなアダルトスポーツの足元を数多く飾ってきた。
G025には新たに18インチモデルが設定されただけでなく、今回紹介する『シャイニングブラックメタル/リムエッジDC』、そしてスリムな天面とリムエッジを透き通るボルドーレッドで引き立てていく2021年の限定カラー『ボルドーレッドクリア/DC』という新色の投入も図られた。
細部を見ていく。G025はボルトホールからスポークを展開するため、センターパートがコンパクトになる。それゆえブレーキキャリパーやローターベルといった、ブレーキシステムの存在感が力強く際立っていくわけだ。
“ナンバリング0”の代名詞とも呼べるウエイトレスホールとともに描き出す独創的なセンターパートは、ブレーキシステムを魅せることまでも視野に入れたものだ。
さらに、2×5デザインでリムフランジへと伸びやかに展開していくスポークは、スポーツホイールとしての性能要求値を満たしつつ、従来技術でのアプローチなら6.5mmが限界となるスポーク幅を5mmという極限のスリムさへと攻め込んだ。
限定カラーとして用意されたボルドーレッドクリア/DCへの拘りもハンパではない。ベースコート→ブラック塗装→スポーク天面のダイヤモンドカット加工→レッドクリアという工程によって、目を疑いたくなるほど深みのあるレッドを表現しているのだ。
また、複雑かつ立体的なスポーク形状でもムラが出ないように塗膜管理を徹底し、均一な発色を実現している点も見逃せない。
「G025はエアロパーツが映えるデザインだと思います。限定カラーのレッドは特殊ですが、実はどんなボディカラーともマッチするんですよね。ウチですとブルーやグレーのお客様が多いのですが、あえてレッドを注文される方もいらっしゃるくらいです」とは、撮影車両を持ち込んでくれたリベラルの小沼ストアディレクター(右)。
なお、スバル車チューンの名門として知られるリベラルだが、近年ではメーカーの垣根を超えたアプローチを展開している。アフターホイールに関しても、様々な車種とのマッチングデータを豊富に揃えているため、カスタム志向が強いユーザーにとっては頼もしい味方になってくれるはずだ。
撮影車両はどちらもリベラルのデモカーで、WRX S4には18インチの前後9.5J+38 を、レヴォーグには19インチで前後8.5J+42(スペーサー5mm)をセットしている。
鍛造ホイールとして確かな性能を備えながら、美しさを徹底追求した究極のアダルトスポーツ。履くだけで余裕と気品が格段に高まっていく好スタイリングは見逃せない。
製品仕様
価格:8万6000円〜11万6000円
サイズ:18×7.5J〜20×12.0J
カラー:マットガンブラック/リムエッジDC、シャイニングブラックメタル/リムエッジDC、ボルドーレッドクリア/DC
●問い合わせ:レイズ TEL:06-6787-0019
●製造元:レイズエンジニアリング
●取材協力:リベラル 神奈川県川崎市高津区千年792-1 TEL:044-753-0180
【関連リンク】
レイズ
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リベラル
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