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EJやRBエンジンを得意とするプロショップ!
考え抜かれたメニューやパーツの数々も注目
広々としたピットには、WRX STIやインプレッサ、第二世代GT-Rなどが所狭しと並んでいる。今年でオープン7年目を迎える埼玉県入間市の『ガレージヤマゴウ』は、かつてJUNオートメカニックで工場長を務めていた山郷さんが経営する気鋭のチューニングショップだ。
デモカーのGDBは、ギャレットのGTX3076RをLINKプラグインECUで制御するタービン交換仕様で、最高出力は400psほど。今後は排気量を2.6Lに拡大して500ps超えを狙っていくという。
車種を問わずに対応できるスキルを持ち合わせるが、入庫が多いのはEJ20やRB26搭載車。オイル交換からECU現車合わせセッティング、ワンオフの加工やエンジンO/Hまで幅広くこなし、オリジナルパーツ&メニューの開発にも意欲的だ。
VAB用に開発した16段オイルクーラーキット(8万6900円)は売れ筋のアイテムだ。助手席寄りに設置することで、コアを抜けたヒートエアがエアクリーナー側に行かないよう配慮。加工なしのボルトオン設計というのも大きなポイントだ。夏場の本庄サーキットでも油温のピークは113度程度に抑えられるため、サーキット走行を好むオーナーには見逃せない逸品と言えるだろう。
また、デモカーにもセットされているスピリットベースの別タンク式車高調は、走り込みを重ねて仕上げたガレージヤマゴウの自信作。ハイキャスターアッパーマウントや前後ヘルパーを組み込んだ全部入り仕様で、減衰力やバネレートまでフルオーダー可能。自分だけの1本に仕上げられるのだ。
ミッションのギヤ鳴きやシフトの入りが渋いというオーナーには、モティーズのギヤオイル409Sとギヤ添加剤、マグネット付きドレンボルトを同梱した『ハッピーセット』(3万6630円)がオススメ。こちらは、シンクロ摩耗によるギヤ鳴きを低減しつつシフトフィールまで改善すると、WRX STIや86&BRZユーザーから好評を得ているそうだ。
「エンジンO/Hからフルチューンエンジンの製作まで幅広く対応できます。EJ系はもちろんRB26の作業依頼も多いですね。車種を問わずに対応できますので、気軽にご相談ください。ワンオフの作りモノも得意で、パイピングの製作なども承っていますよ」と山郷さん。
埼玉近郊に住むチューニングカーオーナーは、ぜひとも一度足を運んでいただきたい。マシンメイクに関する悩みがきっと解消されるはずだ。
●問い合わせ:ガレージヤマゴウ 埼玉県入間市下藤沢926-8 TEL:04-2937-3674
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ガレージヤマゴウ
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