「約150万円の予算で最強の車中泊マシンが手に入るんです!」石井自動車【SPECIAL SHOP】

遠征時のサポートカーとしても大活躍

家族で車中泊もできる軽キャンパーが熱い!

石井自動車は、古くはJZX90マークIIをピックアップトラック化して東京オートサロンに出展したこともある、架装車&カスタマイズの老舗。そんな同社が近年チカラを注いでいるのが、手頃で便利な軽自動車ベースのキャンピングカーだ。

ここ数年、大流行しているキャンピングカー市場。トラックをベースにした「キャブコン」等もあるが、維持費はもちろん普段乗りでの使い勝手を考えるとハードルが高い。そこで、気軽に乗り回せる軽自動車ベースの軽キャンパー「CAMPPY」製作をスタートしたのだ。

ポイントはルーフのポップアップシステム!

取材車両はスズキのエブリイ(DA64W/DA64V)がベース。このルーフ部をポップアップ化することで、親子2人分の就寝スペースを確保。室内は助手席側の後部がフラットになり、大人が余裕で足を延ばして寝られるほどの広さとなっている。

ちなみにこの「CAMPPY」は、リフトアップした上で前後バンパーの下部をカットするなど、多少の林道や悪路でも走破できるようにカスタマイズも施された。

ポップアップルーフは本体左右のラッチを外すだけで、ガスダンパーによって自動展開する。わずか数十秒で基地の完成だ。

車両後部のルーフ部からテント内へと上がれる。雨が降ったとしても、気にせず車内の上下を行き来できるのがポップアップルーフ車の強みだ。

軽自動車でありながら、3人が完全フラットで寝られるというのは凄い。例えば、サーキット走行会などでサポートカーとして使えば、工具等の積載の他、仲間との車中泊もOK。とくに遠征時は大活躍してくれること間違いなしだ。

ベースのエブリイは50万円から購入可能

「CAMPPY」のベースとなるエブリイは、2005年8月~2015年1月まで発売されていたDA64型。中古車が安価で、カスタムパーツも豊富なモデルだ。オーナーがリーズナブルに好みの軽キャンパーに育てていくことも可能ということで選定された。とくにお勧めは、架装による多少の車重増でも気にせず走れるターボモデル。中古車市場でそこそこの程度を求めても、前期型で50万円程度、後期型でも100万円弱から購入できる。

カスタム費用は98万円から

ポップアップルーフと内装の架装物で98万円のプランがベース。助手席後部は完全フラットの就寝スペースに。反転させれば屋外のテーブルとなる。別途、内装の張り替えやサブバッテリーシステムの構築、サービスソケットの設置など、アップグレードにも対応してくれる。

車中泊を楽しみたいなら石井自動車にお任せ!

「個人では作ることが難しい架装部分を提供するのが「CAMPPY」です。そこから先、オーナーさんがDIYでカスタマイズすることも楽しんで頂きたいですね」とは石井自動車の石井さん。

続けて「DIYの自信がない方には別途、ご希望の仕様へとバージョンアップさせて頂くことも可能です。ショールームのリニューアルやピットの増設も完了。万全な体制のもと、ベース車探しからのお手伝いも可能ですので、お気軽にご相談下さいね」。

車検に関しても基本的にはポップアップルーフ分の車高記載変更のみで公認取得が可能。手軽ながらも本格的な車中泊マシンを望むなら、石井自動車は要チェックのプロショップだ。

●問い合わせ:石井自動車 栃木県那須烏山市下境2258-1 TEL:0287-84-0583

【関連リンク】
石井自動車
http://www7a.biglobe.ne.jp/~ishiijidousya

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