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悩めるランエボオーナーの駆け込み寺!
日常的なメンテナンスからエンジン製作まで何でもござれ
頑丈で壊れないと評判だったランサーエボリューションシリーズ。しかし、さすがに20年選手となると話も変わってくる。近頃は経年劣化によるトラブルを抱えた車両も数多く入庫し、長く乗り続けるためのリフレッシュに取り組むユーザーも増えてきた。
そんな現状を教えてくれたのは神奈川県の“アンリミテッドワークス”。北は北海道から、南は沖縄まで全国からトラブルを抱えたオーナーが集う、ランエボ乗りの駆け込み寺的な存在だ。
アンリミテッドワークスでは、劣化しやすい純正部品は可能なかぎりストック、短時間で修復できる環境作りを徹底。また、製廃パーツの状況も把握し、代替品やリビルトパーツを用意するなど、長く愛車に乗り続けたいというランエボ乗りを強力にアシストする。
さらに「不具合は出ていないがコンディションを把握したい」や「壊れる前に先手を打って劣化箇所の対策をしたい」というユーザーに向けて、独自の愛車点検メニューも用意。リフレッシュついでのチューニングにも積極的だで、豊富なノウハウを元に、オーナー個々の乗り方や予算に応じた最適なメニューを提案してくれるのだ。
ここで紹介するランエボ9MRユーザーカーも、まさにそんな1台。BCの2.4Lキットやハイカムを組み込んだ4G63改は、600ps弱を発揮する文字通りフルチューンスペックだ。アンリミテッドワークスの佐藤代表は海外パーツの造詣にも深く、このマシンのオーナーの「人とは違った仕様」などの注文にもフレキシブルに応えてくれる。
タービンはボルグワーナーのEFR7670。インターセプトが低く、自然と伸びていく特性なので、ストリート派からも人気が高いというモデルだ。EXマニは高強度かつ高効率なフルレース製を組み合わせる。
見た目のカッコ良さも追求し、トランク内にはラディウム製のフィーエルポンプやコレクタータンクを設置。パイピングやステーなども美しく仕上げられている。
「近頃はディーラーさんからオーバーホールや修理の依頼をいただくことも多いですね。今までトラブルは皆無だったミッションや駆動系も、さすがに劣化が進んでいる車両が増えてきました。オリジナルの強化ギアやカーボンシンクロなども用意しているので、リフレッシュついでの強化に最適です!」とはさとう代表(左から鍋島さん・佐藤さん・関田さん)。
純正部品の供給が停止する前にリフレッシュしておきたいと、エンジン製作やオーバーホールの依頼が殺到しているアンリミテッドワークス。お疲れ気味の歴代ランエボに乗るオーナー諸氏には、早めの問い合わせをお勧めしたい。
●問い合わせ:アンリミテッドワークス 神奈川県横浜市瀬谷区北町44-8 TEL:045-719-2116
【関連リンク】
アンリミテッドワークス
http://www.green.dti.ne.jp/unlimitedworks