目次
S14シルビアもすでに廃盤パーツが多数!
快適かつ安心に乗れるマシンメイクを提案
どんなに愛着を持って大切に乗っていても、90年代に誕生したスポーツモデルの多くは、純正部品の製廃によってリペアが難しくなってしまうのが泣きどころ。
もちろん社外パーツで代用できれば苦労はないが、物によっては純正以外の選択肢がなく、パーツが手に入らないために修理不能に陥る危険性も出てきている。そこで“ウイング21”が提案するのが、少しでも新しいモデルからのシステム移植という手段である。
最近はコンディションの良いターボ&MTグレードのS14シルビアも少なくなってきたため、取材車両はNA&ATグレードをベースに新規製作。エンジン&ミッション換装と公認取得も済ませたこの快適仕様は、ウイング21で現在販売中とのことだ。
シルビア系で言えば、すでにS14でもエアコン関連のリペアパーツも製廃になってしまっているという。そこでコントロールパネルからユニット一式までを後継のS15型からスワップ。パーツ供給の不安を払拭しながら快適に楽しめるように作り直しているというわけだ。
エアコンユニットだけでなく、エンジンもヘッドをリフレッシュしたS15型のSR20DETに変更し、合わせてミッションもS15型の6速へと換装。さらに、エアフロセンサーを最新のR35GT-R用に変更しつつタービンもHKSのGT-RSをセットしてファインチューン。長くS14でサーキットを走り続けているウイング21だけあって、街乗りやワインディングなどもマルチに楽しめ、なおかつ安心できる350ps仕様を作り上げているのである。
ステアリングはGReddyスポーツステアリングにラフィックスをプラス。また、ウイング21ではユピテル・ゴルゴセキュリティの代理店も務めるため、チューニングから盗難対策まであらゆる相談に対応してくれる。
エンジンや電装パーツ系のリフレッシュだけでなく、運転席にはブリッドのジータIVを投入して即スポーツ走行にも対応。
前期モデルではもうすぐ30年、最終型でも23年が経過しているS14だけに、好調をキープするとなるとそれなりの知識や経験が必要になってくる。そんなノウハウを提供してくれるウイング21は、日産系オーナーが頼れるスペシャルショップなのだ。
●問い合わせ:ウイング21 愛知県名古屋市天白区島田3-306 TEL:052-806-5500
【関連リンク】
ウイング21
http://www.wing21.in