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普段の街乗りからスポーツドライビングまで!
アグレッシブな左右非対称パターンも魅力
トーヨータイヤが誇るグローバル・フラッグシップタイヤブランドの「PROXES (プロクセス)」シリーズにおいて、待望の「PROXES TR1(プロクセス・ティーアールワン)」が日本国内市場に投入された。
コンセプトは、ドライバーの要求に応える確かなハンドリング性能と、独創的なデザインを兼ね備えたスポーティタイヤというもの。欧州をはじめとした海外で先行販売されていたが、ついに日本のファンも手に入れることができるようになったのだ。
このPROXES TR1にはトーヨータイヤが誇る「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いたフルシリカ配合の先進的なゴムコンパウンド技術をはじめ、タイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を惜しみなく投入するなどして構造を最適化。先代モデルとなるPROXES T1Rに対してウェットハンドリング性能と操縦安定性の向上に成功した自信作だ。
また、スタイリッシュかつアグレッシブな印象を与える左右非対称のトレッドパターンも印象的。一見するとサーキット走行向きのタイヤに映るかもしれないが、実際には街乗りを中心とした日常に加えて時にはスポーツドライビングを楽しむといったユーザーをターゲットに開発されたというから、まさに多くのスポーツカーユーザーにとってドンピシャのモデルというわけだ。
今回は、D1GPで活躍する川畑真人選手にPROXES TR1で走った感想を聞いた。マシンは川畑選手が自ら仕上げたワイドボディ&ワイドトレッド化されたZN6で、装着されていたタイヤサイズはフロント225/45R17、リヤ225/40R18というものだった。
「ドリフトにしてもグリップ走行にしても、とにかく印象的なのはドライビングしやすいマイルドな特性ですね。高グリップを求めるあまりにピーキーな特性となってしまっているスポーツタイヤもありますが、このPROXES TR1は十分なグリップ力を発揮するコンパウンドと、決して硬すぎないタイヤの構造が非常にマッチしているから扱いやすい。凄くクルマをコントロールしている感じが味わえますし、それでいて十分に速い走りも楽しめる。コーナリングだけでなくブレーキングの安定感やウェットグリップもバランス良いですよね」。
続けて「今回はかなり長時間に渡って走ってみたのですが、耐摩耗性も良い感じです。これなら自走で走行会に参加し、また帰ってきて街乗りをする。そういった使い方をする方にも安心してお勧めできますよ」とのこと。
プロドライバーであると同時に、とにかく走るのが大好きなクルマ好きの一人でもある川畑真人選手が語ってくれたPROXES TR1の魅力。スポーティな走りとアグレッシブなデザインで大人気となりそうな予感だ。
確かなグリップとカッコ良さを兼ね備えたオールラウンダー、PROXES TR1は今後多くの注目を集めること間違いなしのニュータイヤなのである。
●問い合わせ:TOYO TIRES TEL:0800-3001456
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