「ボディ剛性アップの切り札」ドレスアップ効果も抜群のミラクルクロスバーに大注目!

リヤセクションの補強に最適!

ステンレス製&チタン製の2種類展開で美観も楽しめる

リヤゲートの大きな開口部を持つハッチバック車は、その構造上、リヤ周りのボディ剛性がどうしても不足してしまう。それを改善するために生み出されたのが、NEXT製の「ミラクルクロスバー」だ。

純正サービスホールを使ってX状に設計されたミラクルクロスバーを装着。これが筋交いとなってバルクヘッドの役割を果たし、リヤ周りの剛性を飛躍的に高めてくれる。

ミラクルクロスバーはステンレス製とチタン製があり、それぞれパイプ径は32φと35φを用意。表面はポリッシュ仕様と、美しいグラデーションの焼き色を付けたレインボー仕様がラインナップされる。

実はこのパーツ、アメリカでも人気を集め、装着車両が着実に増えている。そのきっかけはミラクルクロスバーを装着したマシンがフォーミュラDで好成績を収めたことだった。そこで、「ボディ剛性を向上させる=走りの性能を高める」という機能パーツとしてまず認識され、見た目のかっこ良さからドレスアップ系にも注目されることになった。つまり、機能性の高さとルックスの良さを兼ね備えているのが人気の理由というわけだ。

また、各種オプショナルバーが用意されているのも、ミラクルクロスバーの大きな特徴の一つ。例えば、上下に装着するパラレルバーや左右に追加するバタフライバー、前後ルーフバーにトラスバー、サイドバーなどがそれに該当する。これらオプショナルバーの役割は、脱着によってリヤ周りの剛性バランスを調整できる点にある。走るコースやコンディション、あるいはドライバーの好みに合わせたセッティングを可能にするのだ。

K13マーチニスモSでの装着例。最もシンプルにミラクルクロスバータイプII 35φ(7万2800円)のみを装着した状態となる。

内装トリムを外し、純正サービスホールを活用して固定する。ボディへの穴空け加工などは不要だ。

こちらのFK2型シビックタイプRは、左右Bピラー間にミラクルクロスバータイプEVOを装着。FK2用(11万800円)はタイプII 32φでフロントルーフバーが付属する。断面積の大きい箇所を補強することでモノコックの捩れを効果的に抑制。サンプル車両は、さらに32φのサイドバー(3万8000円)、トラスバー(3万6000円)、リヤゲートバー(2万2000円)も追加インストール済みだ。

そして走りのオーラを漂わすK12型マーチ12SRは、ミラクルクロスバーを軸に、パラレルバー、リヤゲートバー、サイドバー、フロントルーフバーなどを装着。サイドバーはリヤドアの開口部形状に合わせた形状とされ、後席の乗降性や居住性を犠牲にしない設計となる。

すでに幅広い対応車種を誇るミラクルクロスバーだが、新作としてチタン製43φと50φのモデルを2022年11月に発売予定。まずは、FD3S用が先行リリースとなるそうだ。また、各車種用の価格に関してはホームページを参照してほしい。

●問い合わせ:NEXT NIPPON Mail:belldeer.japan@gmail.com

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NEXT NIPPON
http://miraclexbar.jp

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