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サーキット派からストリートユーザーまで納得!
デモカーを通じて蓄積されたノウハウをユーザーに還元
スズキディーラーでありながら、“クライススポーツ”のハウスブランドでチューニングも積極的に展開する“スズキアリーナ橋本”。
実験車両的な役割を担うデモカーのZC33Sは、走るステージやドライバーに応じたチューニングのノウハウを蓄積するべく、様々なセットアップを実践。中でもタイムに直結するタイヤの選択に関しては、各種銘柄を上手く使うためのサスセッティングまで含めてテストを重ねているほどだ。
具体的には、ストリートユーザーにも人気のディレッツァZIIIやサーキットユーザーに人気のアドバンA052などは、純正タイヤサイズで徹底的に走り込み、それぞれの特性に合わせたセッティング術を解析。現在はよりハイグリップなディレッツァβ02の235サイズで、トータルバランスをチェックしている最中とのこと。
実走に基づくデータを軸にするからこそアレンジの引き出しも多くなり、結果として、エンドユーザーに無駄のない最良のメニューを提案できるというわけだ。
オリジナルパーツの開発にも注力しており、中でもストリート派のスイスポ乗りにお勧めなのが純正ショックと組み合わせるタイプのローダウンサス(2万7000円)だ。
独自のサスペンションチューニング技術を注ぎ込み、純正ショック仕様とは思えないシャープでソリッドなハンドリング性能を実現してくれる。ローダウン量は25mmの設定だ。街乗りでの実用性を確保しつつ、走りに磨きをかけたいオーナーはまず導入すべきパーツと言えよう。
なお、スズキアリーナ橋本はこの春に移転してピットスペースを大幅に拡大。ローダウン車にも優しいフラットタイプのリフトも備え、チューニング&カスタムユーザーを迎えやすい体制を整えた。
チュューニングには一定のリスクが付きまとうのは事実。まずは安心感のあるディーラー製パーツから着手し、自分好みのマシンを目指していくのも十分ありだろう。
●問い合わせ:スズキアリーナ橋本 和歌山県橋本市高野口町伏原1049-1 TEL:0736-42-5500
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スズキアリーナ橋本
http://www.s-arena-hashimoto.com