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ROWENらしい独創のデザインアプローチ
独自のロジックで仕上げたレクサスの最高峰クーペ
日本のみならず、海外市場でも人気を博すカスタムパーツブランド“ROWEN”。これまで、数多くのスーパースポーツやインポートカーを手がけてきた同ブランドは、主に国内向けの「プラチナムエディション」と、グローバルモデルとしての「ワールドプラチナムシリーズ」という2系統にラインナップが分かれている。ここで紹介するレクサスLC500は後者に属するモデルだ。
その理由のひとつとして挙げられるのが、日本の保安基準という壁。国内の規制に合わせて作ると、LC500の持つ本来の魅力を引き出すことは不可能に近い。
とくにマフラーに関しては、サウンドやレスポンスなどを突き詰めていくと必然的に国内規制に適合できなくなるという。妥協して日本仕様にするくらいなら、制約にとらわれず真の性能を引き出せる海外仕様とした方が良い。そう考えたわけだ。
なお、ボディパーツに関してはワールドプラチナムシリーズとしてラインナップされるが、国内の法規制に引っかかる心配は一切ないのでご安心を。細部を見ていこう。
ROWENらしいシンプルなフロントスポイラーは、LC純正バンパーの印象を崩すことなくスポーティさをプラス。アイデンティティーとも呼べる、片側2個のLEDスポットライトも上品にレイアウトすることでアクセント付けも完璧だ。
フロント、サイド、リアの要所に追加されるエクステンションパーツは、純正のボディラインとして存在していたかのような自然なフィッティングを誇る。貼り付けるだけでイメージを大きく変化させることができるため、ノーマルボディにこれだけプラスするというユーザーも多いそうだ。
純正ステップの下に配置するサイドステップは、シンプルながらも3次元デザインで存在感を発揮。とくにリア側に立ち上げられたサイドディフューザーは、デザイン性に富んでいて個性的なスタリイング作りに貢献する。
リヤセクションにはアンダーディフューザーやエクステンションパーツ、ウイングといったアイテムを用意。ディフューザーはマフラー出口とのバランスも最適化され、同一メーカー製のメリットを最大限にアピールする。
ウイングは、純正のアクティブリヤウイング装着車対応のコンパクトな設計だ。小ぶりながら個性的なデザインを採用することで、リヤフォルムのアクセントとしても十分に効果を発揮してくれる。
このように、全方位から大人なラグジュアリークーペをより華やかに演出するのは、空力パーツとは違ったアプローチで仕上げられるROWENのボディキットならでは。こういったアイデア商品を生み出すバイタリティこそ、国内外での人気に繋がっていることは言うまでもない。
PHOTO:年岡尚利
●問い合わせ:ロェン事業部 TEL:0565-52-8555
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ROWEN
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