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ベネリから楽しそうな新型125ccが登場！　本格アンドベンチャー、BKX125｜EICMA2024

2024.12.01 20:55 2025.08.01 01:40 更新
BKX125（写真左）は前後にスポークホイール、BKX125S（写真右）は前後にアルミキャストホイールを採用。両車は外装類も異なるのが特徴。
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2024年11月5日～11月10日にイタリア・ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショー「EICMA（エイクマ）」。このショーでイタリア生まれの名門バイクブランド「Benelli（べネリ）」は、欧州のA1ライセンス（日本での原付二種に該当/普通自動二輪小型限定免許）で乗車できる小型NEWモデル「BKX125」と「BKX125S」を公開。欧州の新しい排ガス規制「ユーロ5＋（プラス）」に適合したエンジンは、水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブで排気量は125cc。最高出力はA1ライセンスのリミットとなる11.0kW（15ps）/ 9,500rpmを発生。国内での発売は未定。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

「BKX125」は異径スポークホイールの本格アドベンチャー、「BKX125S」は同径アルミキャストホイールのロードスポーツ型ターミネーター

BKX 125 & BKX 125 S | EICMA 2024

べネリ　BKX125

BKX125は前後にスポークホイールを採用。フロント19インチ、リア17インチの異径サイズを組み合わせ。
トラス構造のチューブラーフレーム、欧州の新しい排ガス規制「ユーロ5＋（プラス）」に適合した水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ125ccエンジンを採用。
プリロードとリバウンドの調整が可能なモノショック型のリアサスペンション（ストロークはBKX125が180mm／BKX125Sが150mm）、大型サイレンサーを導入した右出しアップ型マフラー、USBポート、LCDメーター、容量12Lのガソリンタンクを採用。
最高出力はA1ライセンスのリミットとなる11.0kW（15ps）/ 9,500rpmを発生。最大トルクは12.0N・m /7,500rpmを発揮。
本格的なアドベンチャーモデルを目指したBKX125は、タンクカバーと一体化させた独自のフロントカウル、両手を守る大型のブッシュガード、フロント19インチ・リア17インチに設定した異径サイズのスポークホイール（柔軟性に優れ、オンロード走行だけでなくオフロード走行にも適しているのが特徴）を採用。
前後のディスクブレーキはフロントΦ240mmペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー、リアΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパーを組み合わせ（2チャンネルABS採用）。
タンクカバーと一体化させた大型のフロントフェアリングを採用。両方のブッシュガードはフロントウインカーを一体化。
ボア径×ストローク長は、Φ54.0mmx54.5mmのロングストローク型（ロングストローク型は一般的にトルクフルで粘り強いエンジン特性が特徴）。
プリロード・減衰圧の調整が可能な倒立型Φ41mmフロントフォークを選択。ストローク量はBKX125Sの150mmよりもロング仕様の180mm。
フロントフォークはプリロード・減衰圧の調整OK。

べネリ　BKX125S

BKX125Sは前後にロードタイプのアルミキャストホイールを採用。ホイール径はフロント＆リアとも17インチ。
前後のディスクブレーキはフロントΦ280mm（BKX125はΦ240mm）ペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー、リアΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパーをコーディネイト（2チャンネルABS採用）。
前後ホイールは同寸の17インチに設定したアルミキャスト型。キャスト型は剛性に優れ、オンロード走行に適しているのが特徴。
ターミネータースタイルのBKX125Sは、シャープなイメージにデザインされたフロント周りのカウル類、フロントウインカー一体型のレバーガードを導入。
プリロードとリバウンドの調整が可能なモノショック型のリアサスペンションを採用。オンロード走行を想定したBKX125Sのストロークは、BKX125（180mm）よりもショート仕様の150mmに設定。
LEDライトを設置したスポーティなイメージのフロントマスク。
ロードタイヤを採用したBKX125S。サイズはブロックパターンタイヤを装備したBKX125よりもワイドな、前100/80-17・後130/70-17の各サイズをチョイス。
専用のカウル類で独自のターミネーターフォルムに演出された戦闘的なフロント周り。
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ガソリンタンク横にはオフロードモデルの定番であるスパルタンなシュラウドを採用。
プリロード・減衰圧の調整が可能な倒立型Φ41mmフロントフォーク。オンロード走行を想定したBKX125Sのストロークは、BKX125（180mm）よりもショート仕様の150mmにセットアップ。
リアフェンダーはアグレッシブなイメージのショートタイプ。LEDのテールランプとウインカーは一体型にデザイン。

イタリア生まれの名門バイクブランド「Benelli（べネリ）」が、欧州のA1ライセンス（日本での原付二種に該当/普通自動二輪小型限定）で乗車できるNEWモデル、アドベンチャータイプの「BKX125」と、ターミネータースタイルの「BKX125S」を発表した。

EU加盟国のバイク免許区分

免許の種類排気量／定格出力（最高出力）など免許取得の条件
AM～50cc／最高速が45Km/h以下16歳以上
A1～125㏄／11kW以下（15馬力）以下17歳以上
A2制限なし／35kW（47.6馬力）以下19歳以上
A制限なし24歳以上もしくは
A2免許で2年の経験あり

両車とも、トラス構造のチューブラーフレーム、欧州の新しい排ガス規制「ユーロ5＋（プラス）」に適合した水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ125ccエンジン。プリロード・減衰圧の調整が可能な倒立型Φ41mmフロントフォーク（ストロークはBKX125が180mm／BKX125Sが150mm）。プリロードとリバウンドの調整が可能なモノショック型のリアサスペンション（ストロークはBKX125が180mm／BKX125Sが150mm）。また大型サイレンサーを導入した右出しアップ型マフラー、USBポート、LCDメーター、容量12Lのガソリンタンクを採用。

ボア径×ストローク長は、Φ54.0mmx54.5mmのロングストローク型（ロングストローク型は一般的にトルクフルで粘り強いエンジン特性が特徴）。最高出力はA1ライセンスのリミットとなる11.0kW（15ps）/ 9,500rpm。最大トルクは12.0N・m /7,500rpmを発揮する。

本格的なアドベンチャーモデルを目指したBKX125は、タンクカバーと一体化させた独自のフロントカウル、両手を守る大型のブッシュガード、フロント19インチ・リア17インチに設定した異径サイズのスポークホイール（柔軟性に優れ、オンロード走行だけでなくオフロード走行にも適しているのが特徴）を採用。

前後のディスクブレーキはフロントΦ240mmペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー、リアΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパーを組み合わせ（2チャンネルABS採用）。

一方、ターミネータースタイル（オフロード車をベースに、足周りをオンロード仕様にカスタムしたマシン）に仕上げたBKX125Sは、シャープなイメージにデザインされたフロント周りのカウル類、フロントウインカー一体型のレバーガード、前後17インチに設定したアルミキャストホイール（剛性に優れ、オンロード走行に適しているのが特徴）を採用。

前後のディスクブレーキはフロントΦ280mmペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー、リアΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパーをコーディネイト（2チャンネルABS採用）。

べネリ　BKX125　主要諸元

全長×全幅×全高2,100mm×910mm×1,210mm
軸距（ホイールベース）1,426mm
最低地上高233mm
シート高830mm / 855mm / 880mm
車体重量148kg
タンク容量12L
エンジン水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量125cc
ボア径×ストローク長Φ54.0mm x 54.5mm
最高出力11.0kW（15ps）/ 9,500rpm
最大トルク12.0N・m /7,500rpm
ミッション6速リターン式
フロントサスペンション倒立型Φ41mm（180mmストローク）
リアサスペンションモノショック（180mmストローク）
フロントブレーキΦ240mmペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー　ABS付き
リアブレーキΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパー　ABS付き
フロントホイール19” x 2.15”　スポーク
リアホイール17” x 2.5”　スポーク
フロントタイヤ90/90 – 19 M/C
リアタイヤ120/90 – 17 M/C

べネリ　BKX125S　主要諸元

全長×全幅×全高2,200mm×910mm×1,135mm
軸距（ホイールベース）1,396mm
最低地上高196mm
シート高795mm / 820mm / 845mm
車体重量142kg
タンク容量12L
エンジン水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量125cc
ボア径×ストローク長Φ54.0mm x 54.5mm
最高出力11.0kW（15ps）/ 9,500rpm
最大トルク12.0N・m /7,500rpm
ミッション6速リターン式
フロントサスペンション倒立型Φ41mm（150mmストローク）
リアサスペンションモノショック（150mmストローク）
フロントブレーキΦ280mmペータル型ディスクローター＋4POTラジアルキャリパー　ABS付き
リアブレーキΦ220mmペータル型ディスクローター＋2POTキャリパー　ABS付き
フロントホイール2.50” x 17”　アルミキャスト
リアホイール3.00” x 17”　アルミキャスト
フロントタイヤ100/80 – 17 M/C
リアタイヤ130/70 – 17 M/C
スクランブラーに分類されるベネリ・レオンチーノ125はストリート性能も高かった

イタリアンメーカーとして長い歴史を持つベネリは現在、中国のQJモーターが生産を受け持ち、世界各国でニューモデルを発売しています。日本国内では株式会社プロトが輸入元となって販売しています。現在8モデルがラインナップされていますが、そうした中でスクランブラーに分類されているのがレオンチーノです。現在は250と125の2機種が用意されているのですが、今回は125で市街地から郊外を走ってみました。 写真：徳永　茂 協力：株式会社プロト https://www.plotonline.com/benellimotorcycle/ 　　　ベネリ東京練馬 https://www.benelli-tokyo.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/108608
ベネリの原付二種、125Sを一言で言い表すなら「小粋なイタリアン」。車格が絶妙！　エンジンも伸びやか！

ベネリがリリースする125Sは前後17インチホイールを装着したフルサイズ・ネイキッドモデルだ。海外で需要が多く、近年では国内でも人気が高まってきた原付二種クラスだが、その激戦区に投入されたストファイ・イメージのマシンに試乗した！ REPORT●横田和彦（YOKOTA Kazuhiko） PHOTO●佐藤モルツ（SATO Malt’s）

https://motor-fan.jp/bikes/article/93629
ベネリから400ccバイクが新登場！　乾燥重量165kgのミドルクルーザー、レオンチーノ・ボバー400｜EICMA2024

2024年11月5日～11月10日にイタリア・ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショー「EICMA（エイクマ）」。このショーでイタリア生まれの名門バイクブランド「Benelli（べネリ）」はミドルクルーザーのNEWモデル「Leoncino Bobber（レオンチーノ・ボバー）400」を公開。欧州の新しい排ガス規制「ユーロ5＋（プラス）」に適合したツイン型エンジンは、水冷4ストローク60°V型2気筒SOHC 4バルブで排気量は384.5cc。最高出力は26.0kW（35.3ps）/ 8,000rpmを発生。国内での発売は未定。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

https://motor-fan.jp/bikes/article/125507

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