「STe」や「Wilderness」の名称も確認、2種類のハードコアなパフォーマンスモデルが登場する可能性も
スバルは、EV(電気自動車)モデルに関する新たな商標を3件出願し、将来の新型車の存在を示唆、「SVX」、「WRX」、「BRZ」といった車名を、より積極的に採用する可能性があることがわかった。

スバルのラインアップは着実に拡大しており、米国特許商標庁に新たに「ACX」、「VPX」、「ZPX」という3件の商標出願が提出されたことがわかった。最近の商標登録の動きは、その勢いがすぐに衰えることはないことを示唆しており、今後さらに多くのモデル、おそらくEVモデルが登場する可能性があると予想される。

これら3件の出願はすべて、「自動車及びその構造部品、すなわち電気自動車」に適用されることを示しており、次世代EVの可能性を示唆している。これらは単なる技術の断片でも、HemiやF.A.C.Eのようなコンポーネントへの言及でもない。また、スバルがこれら3つの名称をいかなる形でも使用したこともなければ、過去のモデルやコンセプトカーとの関連性も見当たらない。
スバルが数年前に、「STe」という商標登録を申請していることもわかっている。興味深いことに、ZPXの商標には「Wilderness」というタグも付いており、最終的にどのような名前になるにせよ、2種類のハードコアなパフォーマンスモデルが登場する可能性がありそうだ。
もちろん、これらはすべてブランドが検討している候補名に過ぎず、実際には使用されない可能性もある。実際、スバルはこれまで「STe」バッジを実際に使用していない。
実は同社は昨年、Accomplice、Everguide、Everpass、Getaway、Highroad、Hightrail、Outsider、Tailwind、Trailhead、Trailseeker、Uncharted、Viewfinderなど、12の名称を商標登録している。
ご存知ように、このなかで「Uncharted」(アンチャーテッド)が採用されたばかりだ。果たして次に採用されるのは、ACX、VPX、ZPXなのか、あらたなパフォーマンスモデルの誕生にも期待がかかる。