ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は大阪・関西万博開幕※2 以降、国内初となる※3 合成     燃料※4, 5 を使用した駅シャトルバスの運行を通じ、多くの方が未来の燃料が導くカーボンニュートラル社会を体験する機会を提供している。

今回初めての開催となる「持続可能燃料閣僚会議」においても、合成燃料を含む持続可能燃料の導入拡大に向けて議論を行う関係各国・国際機関の方が、会議場から大阪・関西万博会場までの移動を、合成燃料を使用したバスに乗車した。 ENEOS は、カーボンニュートラル社会の実現とトランジションに必要となるエネルギーの供給を  リードするため、次世代燃料の選択肢の一つとして合成燃料の技術開発・実証研究※5 を行っている。今後も、燃料・車両・運行の各社相互連携による実証を進めることで生産・利用拡大への期待に応え、将来の普及に備えていく。

大阪・関西万博エクスカーションに使用された合成燃料バスの外観
エクスカーションの様子、車中では合成燃料製造プロセスの説明動画を放映

【注釈】

  1. バイオ燃料、合成燃料、合成メタンなどの持続可能燃料の様々な分野における導入拡大に   向けて今回初めて開催された。「持続可能な燃料とモビリティのためのイニシアティブ:ISFM(アイスファム)」推進の一環として、ブラジルと共催。
  2. 2025年4月13日(日)~10月13日(月)開催
  3. 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初
  4. 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO₂を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO₂排出量を抑えることのできるクリーンな燃料
  5. CO₂からの合成燃料技術製造開発が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2 等を用いた燃料製造技術プロジェクト」に採択。