EVなら「4E」という名で登場、ポルシェ「718ボクスターEV」の対抗モデルに?

アルファロメオがかつて販売していた、ライトウエイトスポーツカー、「4C」が復活するという噂が浮上、早速デジタルプレビューされた。

4Cは、2013年のジュネーブモーターショーで初公開された、ブランド初のミッドシップモデルだ。2013年に発売され、2015年にはオープンモデル「4Cスパイダー」が導入されたが、2020年に生産終了となりました。ちなみに4Cは、「4 Cilindri」を略したもので、イタリア語で「4気筒」の意味だ。

アルファロメオ 4C 後継モデル 予想CG

@tedoradze.giorgi氏が、SNSで公開した予想CGは、見た目がはるかにエキゾチックになり、古き良きガソリンエンジンと、電気モーターを組み合わせたような仕上がりになっているといるなど、非常に魅力的とえいる。

内燃機関(ICE)は当然、キャビンの後方に配置され、電気モーターは前部に配置、それぞれの車軸を駆動することで四輪駆動を実現し、トラクションを向上させ、ひいてはコーナリング性能を向上させるはずだ。

アルファロメオ 4C

もしこのような車が実現したら、どれほどのパワーを発揮するのだろうか?まったく不明だが、当時の4気筒から発揮された、オリジナルの最高出力240psを凌駕することは間違いなく、現在のハイブリッドレベルから想定すれば、400ps以上が期待できるだろう。

デジタルプレビューでは、シンプルなフェイスが特徴とっている。ブランドの象徴であるグリルが中央に配置され、サイドに向かって窪みが設けられ、その先にはLEDデイタイムランニングライト(DRL)を内蔵したメインクラスターが配置されている。

フロントフードは小さく、おそらく小さな荷室スペースが設けられるだろう。フロントフェンダーは非常に力強く、サイドスカートも同様だ。リアピラー横にはエアインテークが、そしてその下にはエンジンが部分的に見えるエキゾチックなデッキが見える。

フロントは一見すると、アルファロメオとは別物に見えるほか、リアエンドも、アルファロメオらしさを漂わせているものの、テールライトは、古いフェラーリからインスピレーションを受けているなど、デザインは先代と一線を画している。バンパー中央にはデュアルエキゾースト用の切り欠きがあり、ディフューザーはスポーティなデザインだ。唯一、ホイールはアルファロメオ特有のもので、このモデルがアルファロメオであることを認識させてくれる。

4C後継モデルの登場は、数年前から噂になっており、2027年にもワールドプレミアが期待されている。

現段階で内燃機関エンジンを搭載したハイブリッドが予想されているが、電気自動車になった場合、「4E」という名前になるかもしれない。その場合、ポルシェ「718ボクスターEV」に対抗するモデルとなることが予想される。