自動車ニュース プレスリリース 愛知製鋼、国内電炉メーカーで初となる年間1,600トンの水素ガス燃焼を実用化 2025.10.15 15:00 by Motor Fan illustrated編集部 愛知製鋼は、2030 年を目途に知多工場(愛知県東海市)に設置予定の水素製造装置から供給される水素ガスを活用し、一部の鋼材加熱炉において水素ガス燃焼の実用化を進めることを発表した。本取り組みは、豊田通商、ユーラスエナジーホールディングスおよび岩谷産業の3社が、再生可能エネルギー由来の電力で低炭素水素を製造・供給する「オンサイト型モデル」での事業開始を目指し進めるものである。 愛知製鋼は、「環境に一番やさしい鉄屋」として、これまでも、省エネの深化・追求、再生エネルギーの活用、脱炭素技術の開発・導入を軸に工場ごとのロードマップをブレイクダウンし、カーボンニュートラルへの積極的な取り組みを進めている。本取り組みにより、一部の鋼材加熱炉にて水素ガス燃焼を行うことで、知多工場において年間で CO2 排出量約 10,000 トンの削減が見込まれるなど、カーボンニュートラル実現に大きく前進する。 プレスリリースの関連記事